Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ さよならを云わないで / ラズベリーズ:1972年作

2023年03月27日 21時35分16秒 | 1970年代の洋楽
【 Single Data 】
リリース:1972年4月(米国)
チャート:全米86位


世の中には、説明のつかない不思議な出来事がある!

何と言っても不思議なのが・・・

これだけ、頻繁に“タイムトラベル”に関連したことが映画化されているのに、一度も未来からの訪問者がないことだ!
それを真面目に研究する学者は、自己嫌悪に陥らないのだろうか?(o^^o)

音楽の世界でも、未だ不思議に思わずにいられない事があります!

誰が聴いても、「Go All The Way」は、勢いのあるフレッシュなバンドの登場を感じさせられた曲だったのに、何故、キャピトルはこの曲をラズベリーズのデビュー曲としなかったのか!?
ラズベリーズのデビュー曲が決まった際、エリック・カルメンも、「この選曲は意外だった!」と思ったそうです・・・

 【 Album Data 】
リリース:1972年5月
チャート:全米51位

★エリック・カルメンのただならぬ才能を感じさせる曲が多数収録されています。

今日ご紹介する曲は、ラズベリーズの問題のデビュー曲「さよならは云わないで Don't Want To Say Goodbye」です。
勿論、レコード会社の選んだこのデビュー曲が駄作だと言ってるわけじゃありません!
エリック・カルメンウォーリー・ブライソン共作の美しく盛り上がるロック・バラードは、間違いなく彼らの魅力を堪能できます。

しかし、「Go All The Way」で勢いよく飛び出し、「俺達は、こんなバラードも出来るんだぞ!」と云わんが如く、「Don't Want To Say Goodbye」を第2弾シングルとしてリリースした方が明らかに良かったような気がします。
普通に考えれば、100人の内99人が、こう思うでしょう!
このレコード会社の選択が余りに摩訶不思議な為に、“「Go All The Way」の歌詞がエロ過ぎるから、デビュー曲の選曲に漏れたんだ!”と考えたりもしました(笑)
どうも、選考理由として、彼らを第2のビージーズとして売り出そうとしていたキャピトルの思惑があったようですね!

何れにしても、レコード会社のせいで、いつもいつも、「何故この曲だったんだ!」とこんな風にファンからも思われてしまうこのロック・バラードの名曲が愛おしい・・・

さよならは云わないで / ラズベリーズ
君の愛を追い払いたくなんかない
君の時間を無駄にさせたくはない
君の面影はそこかしこにあるけれど僕からは遠い人
僕は一人ぼっち、これは罪なことさ

夜が来て、君が添い寝をしてくれたら
僕は悲しみを追っ払えるだろうに
夜をどんな気持ちで過ごしているか察しておくれ
たった一人で過ごさなきゃならないなんて

さよならなんて言いたくない
君に涙を見せたくはない
なのに君に偽りの人生を生きて欲しくはないんだ
もう少し努力すれば
もう少し頑張れば
君も僕を愛してくれることだろう

さよならなんて言いたくない
君に涙を見せたくはない
なのに君に偽りの人生を生きて欲しくはないんだ
もう少し努力すれば
もう少し頑張れば
君も僕を愛してくれることだろう





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