♪ ゴーン・ゴーン・ゴーン / ロバート・プラント＆アリソン・クラウス：2007年作

第一人者同士のデュエットは素晴らし過ぎる！
2007年、元レッド・ツェッペリンのロバート・プラントが、“ブルーグラス界の歌姫”アリソン・クウラウスとジャンルを超えた共演をし、アカデミー賞を獲りました。　そして1曲のセルフ・カヴァーを含む、全曲カヴァーのアルバム『Raising Sand』を発表しました。

異なったジャンルとはいえ、各々がその道で頂点を極めたアーティスト同士のコラボですから、悪くなるわけありませんね！

「楽しみながらレコーディング出来た！」
「人生を変える経験で、全く未知の世界に足を踏み入れた感覚だったわ。」

ロバート・プラントとアリソン・クラウスは、それぞれ、このように答えています。
ブルーグラスでもない、ロックでもない、ふたつが見事に溶け合ったサウンドの完成ですね！

Raising Sand (Ocrd) Plant, Robert Rounder / Umgd

 【 Album Data 】
リリース：2007年10月23日(米国)
チャート：ノルウェー1位、米国、英国、スウェーデン2位
★グラミー賞の最優秀アルバム賞と最優秀コンテンポラリー・フォーク／アメリカーナ・アルバム賞を受賞。

今日ご紹介する曲は、エヴァリー・ブラザーズの1964年のスマッシュ・ヒット(全米31位)「Gone Gone Gone (Done Moved On)」です。
アップテンポな軽快なサウンドのこの曲、プラントは、ツェッペリン時代とはひと味違う50%位のちから加減で軽くいなしている感じで歌っています。
そこに、アリソン・クラウスの歌が重なると実にいい！
この曲、グラミー賞の『Best Pop Collaboration With Vocals』を受賞しております・・・

異ジャンルも息はピッタシ、賞に値する出来の曲ですね！

Gone Gone Gone (Done Moved On) -
Robert Plant & Alison Krauss

ゴーン・ゴーン・ゴーン /
ロバート・プラント&アリソン・クウラウス
ある晴れた日に
何もかも順調に思えるような日に
目が覚めたら独り残されたことに気づくんだ
俺が居ないから
去ってゆくのさ
跡形もなく
行ってしまうのさ、君が俺を傷つけたから

出会う人々 全員が
君が道を歩くたびに
どうして独りで歩いているんだと聞くんだ
どうして連れがいないのかと
俺が去ったと言えばいいさ
行ってしまったと
行ってしまったと、君が俺を傷つけたから

君がやり方を変えるなら
留まる道もあるかもね
独りになりたくないなら急ぎなよ
じゃないと俺は行くぜ
去ってゆくのさ
跡形もなく
行ってしまうのさ、君が俺を傷つけたから