Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ イパネマの娘 / アストラッド・ジルベルト:1964年作

2023年06月17日 07時09分05秒 | 映画音楽&ワールドミュージック
爽やかな風を送り込んでくれる・・・
夏に欠かす事が出来ない音楽、ボサノヴァ!


今日は、ボサノヴァという音楽を世界的に認知させたという曲をご紹介させて頂きます・・・

【 Single Data 】
リリース:1964年5月
チャート:Billboard 5位
ボサ・ノヴァを世界中に広めることに貢献
1950年代後半、リオ・デ・ジャネイロコパカバーナイパネマなどの海岸地区に住む学生やミュージシャンたちによって生み出されたボサ・ノヴァを、一躍、世界的に認知させたのが、今日ご紹介する「イパネマの娘 The Girl from Ipanema」でした。
1964年の夏、“ボサ・ノヴァの神”と呼ばれることもある歌手兼ギタリストのジョアン・ジルベルトの当時の妻アストラッドという女性ボサ・ノヴァ歌手が、ブラジル語の歌詞を英訳したものを全米で5位とヒットさせました。

この「イパネマの娘」は、後にビートルズ「Yesterday」に次ぎ、カヴァーされることが多い曲になります。

実在の人物をモデルに作られました!
浜辺を歩いて行く美しい娘への、届かぬ愛を歌ったこの曲、決して架空の物語ではありません!

ボサ・ノヴァ・アーティスト達の溜まり場だったイパネマの海岸近くのバーに、母親の煙草を買う為に、時折、やって来る近所で評判の美少女エロイーザへの思いを曲にしたということです。

「おっ、来た来た!」
「ん~~ん、可愛いなぁ」
こんな会話をしながら、ジ~~っと、少女が店を出て行くまで、目で追っていく男共の姿が目に浮かびますね!(*^^*)


イパネマの娘 / アストラッド・ジルベルト
なんて美しい娘なんだろう
すごく優雅なあの娘が通り過ぎて行く
軽くダンスをするように浜辺を歩いて行く

黄金色の肌の輝きは
イパネマの太陽のよう
彼女の姿はまるで詩のよう
この世で目にした中で一番美しい

ああ、なんて寂しいんだろう
ああ、なんて切ないんだろう
あんなに美しい娘がいるのに
僕の手は届かない
ただ目の前を通り過ぎて行く

あの娘は知ってるんだろうか
彼女の行く先々で微笑が溢れ
自由と美で満たされることを
愛されてることを

(詞はブラジル語ヴァージョンの意訳)

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ブームに乗って💗
流石、色々な人がカバーしているだけあって、本人による他ヴァージョンがあっても何ら不思議ありません!
1977年にディスコ・ヴァージョンがリリースされていました。
1977年といえば、ジョン・トラボルタ主演の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が大ヒットした年でもあり、ディスコ・ブームが到来した年でもあります。
「このブームに乗っかって、もう一儲けを!」と思うのは至極当然のように思います。


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【 Billboard Hot 100 】1964年7月18日付
01.Rag Doll 悲しきラグ・ドール / Four Seasons
02.Memphis / Johnny Rivers
03.I Get Around / Beach Boys
04.Can't You See That She's Mine カッコいい二人 / Dave Clark Five

05.The Girl From Ipanema イパネマの娘 / Stan Getz & Astrud Gilberto
06.Little Old Lady (From Pasadena) パサデナのおばあちゃん / Jan & Dean
07.Don't Let The Sun Catch You Crying 太陽は涙が嫌い / Gerry & The Pacemakers
08.Dang Me / Roger Miller
09.My Boy Lollipop / Millie
10.Keep On Pushing / Impressions





2 コメント

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Unknown (サイコ…chicken)
2023-06-17 18:55:25
ジョニーさん。こんばんわ🌃。真夏日のラテン・ミュージックはキメキメにきまります👍。ボサノバはラテンの中でも一際お洒落な音楽と、音楽雑誌に書いてあったよ…(笑)。…言ってることは他のラテン同様で能動的だけどね。まあね…いいんですよ…いいんですよ…南半球の暑い太陽、白い砂浜、ホ~ッ‼…っとため息吐息まじりにしゅっとしたスペイン系ladyやイカした白黒ハーフladyを目で追いながら、こ難しい歌詞なんて考えようものなら…頭パ~🌀になっちゃいます。時々のTPOに合わせて音楽を楽しむのが…真のツウ✨ですねん。(ジョニーさん。デスコバージョンのやつはムードないし…萎えるので…私は要らんであります-w-w)
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Unknown (ikenaijoni)
2023-06-18 08:55:24
サイコ…chicken さんへ
夏の音楽といったら、やはり、このボサ・ノヴァとレゲエです。
レゲエは灼熱の太陽の下、汗をかきながらというイメージ。
ボサ・ノヴァは暑いけど乾いた空気に流れる爽やかな風のイメージ。
対照的ですが、共に夏に聴きたい音楽です。
1970年代後半は、ストーンズやKISSでさえ、ディスコ・ミュージックのリズムに乗せた曲をリリースしてヒットさせている位だから、ブームに乗せようとしたのは仕方ないですね。
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