Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ シェルブールの雨傘 / ダニエル・リカーリ:1964年作

2023年04月29日 07時03分55秒 | 映画音楽&ワールドミュージック

「子供は女の子でフランソワーズにしたい」
「男の子だったらフランソワ-でもいい」
「雨傘店は売ってガソリンスタンドを買おう」


このように幸せな未来を夢見る恋人でしたが・・・
戦争が二人を切り裂きました!

戦場に行った恋人からの音信が途絶えた・・・
お腹に子を宿す娘、さぞかし、先行きに不安があったことでしょう。
そんな中、身重の娘は宝石商を営む資産家の男性からプロポーズされます。
その彼は、“生まれて来る子供がいるということを承知の上、しかも、その子を自分の子として迎え入れる”という身重の娘にとって願ってもない話!

悩んだ末、周りの人の勧めもあり、娘はプロポーズを受け入れることに・・・

 
こういった戦争で引き裂かれた男女の物語りを全編に渡って、台詞なしの歌唱のみで構成したミュージカルがカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『シェルブールの雨傘』でした。

シェルブールの雨傘 ➡︎  あらすじ

主役のカトリーヌ・ドヌーヴに対し、“別に戦死したという報せがあったわけでなく、ただ、連絡が途絶えたというだけで、普通、さっさと条件のいい方に乗り換えるか?”といった考え方があっても変じゃない・・・

しかし、“先行きに不安がある女性に打算が働くのを責めることが出来ようか!”という考えにも一理ある・・・

しかし、全編を覆う美しいメロディが、こんな世迷い言など、全てを忘れさせてくれます!

 
この曲を歌っているのが、後に「ふたりの天使」「エーゲ海の真珠」等のスキャットで脚光を浴びることになるダニエル・リカーリです。
ほれぼれする美しい声ですね!


シェルブールの雨傘 / ダニエル・リカーリ
あの日から私の愛は封じ込まれ
私は沈黙の中で生きている
貴方が行ってから貴方のまぼろしが
夜毎、まとわりつき、朝には消えてしまう

私の目には誰も映らなく、人目を避けたの
あなた無しでは生きていけない私、
もう何も分からなくなってしまった
私たちの愛は幻影となり、もうすべてを諦めたから
愛の歌を聴いて

いいえ、貴方なしではとても生きていけない
何も出来ないの、行かないで、死んでしまうわ
貴方がいなくなれば、すぐに私は消えてしまいそう
だから行かないでね、愛しい人
いつまでもずっとずっ貴方を待っているわ、愛しい人
いつも私の側にいて欲しい、お願いだから戻ってきてね
貴方が必要、貴方のために生きて行きたい
ああ、愛しい人、行かないで

駅のプラットフォームで二人は別れを告げた
最後の視線を交わしながら、彼らは離れ離れに
ああ、愛しているわ、行かないで


ひとつハッキリと言えるのは、、、
このミュージカルの名作は、決して悲恋なんかじゃない!
この二人は、それぞれ違う人生で、幸せを掴んだのだから♫



2 コメント

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Unknown (naotomo3451)
2023-04-29 23:00:33
こんばんは!この映画も音楽も大好きでした。
ドヌーブが若くて綺麗!同じようなレインコートや傘を探しましたよ(笑)馬鹿ですね!今で言う推しだったのですね。ダニエル・リカーリも何度聞いたかです。天使の声ですね。あーあの頃は本当に若かったんだと思います。いつも解説も楽しみです。有り難うございました! なおとも
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Unknown (ikenaijoni)
2023-04-30 09:48:27
@naotomo3451 さんへ
この映画の素晴らしいのは、二人がそれぞれ幸せな家庭を築けているところだと思います。
憧れに近づこうとするのは、いたって正常な行為ですよ(⌒▽⌒)
僕はレノンの丸メガネをしてましたし、レノン・ハットと言われているマリン・ハットを普段使いで持ってますよ。
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