♪ モスラの歌 / ザ・ピーナッツ：1961年作

懐かしい邦楽：028 〜 幼き頃から知ってる曲

幼馴染との思い出

1962年に封切られた映画『キングコング対ゴジラ』で、父に連れて行って貰い映画館デビューを果たした僕は、1964年に封切られた映画『モスラ対ゴジラ』の「モスラの歌」で初めて映画の挿入歌というものを意識しました。　更にこの年に封切られた『地球最大の決戦』(ゴジラ、ラドン&モスラvs.キング・ギドラ)は、初めて近所の幼馴染達と子供達だけで映画館に行った最初の映画となりました。

その後は、、、

1965年

『フランケンシュタイン対地底怪獣』

『怪獣大戦争』

1966年

『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』

『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』

1967年

『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』

『大巨獣ガッパ』

少なくともこのくらいは幼馴染と一緒に映画に行きました。

怪獣ブーム

この間、TVでも1966年1月から始まり1969年3まで3年以上続いた特撮TVシリーズが人気があり、“ウルトラQ〜ウルトラマン〜キャプテン・ウルトラ〜ウルトラセブン〜怪奇大作戦”は、当時、子供だった人にはどれも思い出深い番組だと思います。

正に僕らこそが、、、、\( ˆoˆ )/

正統派の“ゴジラ世代”であり“ウルトラマン世代”といったところかな⁉️

インファント島

さて、話を「モスラの歌」に戻しますが、この歌が最初に披露されたのが1961年に封切られた映画『モスラ』で、その時にモスラの生地“インファント島”も紹介されました。

このインファント島は日本の南方の太平洋上の南洋諸島に存在している架空の島という設定。

当時は昭和20年8月の広島、長崎への原爆投下を始め、その後の数多くの水爆実験があった時代背景から、インファント島は、水爆実験が行われた悲劇の島として描かれていました。　が、平成時代になると、インファント島は開発による環境破壊によって、島の様相が変わってしまったと設定されるなど、何れにせよ、その時代の全地球的規模の問題によって荒らされてしまった島という子供でも分り易く、そういった問題を提示していました。

小美人役のザ・ピーナッツによって歌われた「モスラの歌」は、冒頭の♬モスラやモスラ♫より後は、訳の分からない言葉で歌われますが、それらしく適当な言葉を並べたものばかりと思っていましたが、実際には日本語の歌詞をインドネシア語にして歌っていたということで、それには驚くと共に感心させられました。

モスラの歌 - ザ・ピーナッツ

古関裕而さんには驚いた❗️

数年前に作曲家の古関裕而さんの実話を参考にした朝ドラがあり、「長崎の鐘」などの一連のヒット曲と共に、ドラマ内で東京オリンピックの入場行進曲や、戦争を知らない世代でも歌える戦時曲、野球関係では早稲田大学の応援歌「紺碧の空」、高校野球でお馴染みの「栄冠は君に輝く」、巨人軍の応援歌「闘魂こめて」、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」なども、古関裕而さんの作品である事が紹介されました。

これら野球関係の曲は今でも普通に歌われているから驚きです。

何気なくウキペディアを見ていたら「モスラの歌」作曲者も古関裕而さんであることを発見！

「どれだけ凄い人だ！」と思いましたよ。