Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ナット・ア・セカンド・タイム / ザ・ビートルズ:1963年作

2023年06月20日 07時00分00秒 | 『With The Beatles』
エオリア旋法
教会旋法のひとつ。正格・変格の2種類がある。16世紀に理論化され,短旋法(短音階)に発展した。

ビートルズのとある曲を聴いた英国の知識人がこう言いました!
エンディングが・・・
マーラーの『大地の歌』と同じエオリア旋法である!

因みに・・・
マーラーの『大地の歌』とはこんな感じの曲です。



マーラーの『大地の歌』と言われて・・・?\( ˆoˆ )/
これと「共通項がある」と指摘されても・・・??ヽ(*^ω^*)ノ
エオリア旋法の説明文を読んでも・・・???∩^ω^∩

今日ご紹介するのは、初めて音楽的な理論分析されたビートルズの曲です。

今日ご紹介する曲は、1963年11月22日にリリースされた2ndアルバム『With The Beatles』に収録されている「Not A Second Time」です。
この「Not A Second Time」は、ビートルズの曲として、初めて音楽的に理論分析された曲として知られます。 

 【 Album Data 】
リリース:1963年11月22日(英国1位)
チャート:英国1位
どこかの島の名前か?
2ndアルバムがリリースされた11月22日というと、11月4日に行われた王室御前コンサートから1ヶ月にも満たない頃のこと、云わば“皇室のお墨付きのバンド”という称号を得たばかりの“今が旬”のアーティストに対し、批判する事はかなり勇気がいる・・・

そんな時にガチガチの保守層の知識人が、わざわざ物議を引き起こすような否定的な評論などする筈もなく、このマーラー発言なんぞを聞いて、ほくそ笑むなんてバカらしく、実際、ジョン・レノン「エオリア?どこかの島の名前か?」と皮肉っており、『分かりもしない奴が大衆に媚びてやがる』ぐらいにしか思わなかったのでは?
勿論、人間ですから、褒めれて気分が悪いことは無かったと思いますがね・・・(^O^)

ここが素晴らしい!
この曲の特徴はというと・・・
ジョージ・マーティンのピアノの間奏を挟んで同じ歌詞が繰り返し歌われます。 この至って単純な曲構成なんですが、リード・ヴォーカルをとってるジョン・レノンは、正確無比の音程で歌い続けています。 単純な曲だから、かえってその上手さが際立っているのが判ります。

僕は、この曲というか、このアルバムで最も素晴らしいところは、“シングル盤の寄せ集め”という従来のアルバムの概念を打ち破り、“真っ新の新曲のみでまとめ上げた”という点に尽きると思っています。

とかく、後追い世代というのは、知識ばかり先行して、頭でっかちに成りがち・・・
やはりリアルタイムで経験された方の当時の感動に勝るものなしってことかな?


ナット・ア・セカンド・タイム / ザ・ビートルズ
君は僕が泣いてたのを知ってるよね
どうしてあれほど泣いて君を求めたのか
いくら考えたって仕方ない

今になって気が変わったといわれても
僕の気持ちは変わらない
もう泣くのはやめたのさ

君は今度もまた同じことを言う
どういうつもりなんだよ
僕を傷つけたくせに 戻ってくるなんて
もうウンザリだよ 二度とごめんだ

・・・間奏・・・

君は僕が泣いてたのを知ってるよね
どうしてあれほど泣いて君を求めたのか
いくら考えたって仕方ない

今になって気が変わったといわれても
僕の気持ちは変わらない
もう泣くのはやめたのさ

君は今度もまた同じことを言う
どういうつもりなんだよ
僕を傷つけたくせに 戻ってくるなんて
もうウンザリだよ 二度とごめんだ

二度とごめんだ
二度とごめんだ
もうたくさんだよ




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