懐かしい邦楽:018 〜 心にしみる曲
コロナ以降、まともな旅行をしておらず、26、27日と久しぶりに遠出しました。
行き先は広島、本来、僕の地元では、高校の修学旅行で広島に行くのですが、どうゆうわけかひとつ上の学年と僕達の学年だけが別の場所。 3人兄弟なんですが、自分だけ広島に行っておらず、コロナ明けの旅行先は前々から“広島”と決めていました。
当初、早朝に出て、昼頃までに宮島口に到着、予約していたホテルに車を預け、名物の穴子弁当を買い、午後から宮島をゆっくり散策、景色のいいところで弁当を食べるつもりでいました。
ところがあいにくの雨模様、最後に寄るはずだった天候に左右されない呉の大和ミュージアムを最初の訪問地に変更しました。
戦艦大和の10分の1スケールの模型、零戦、人間魚雷等が展示されており、どうしても模型とはいえ大和を目の前にすると、映画『連合艦隊』のエンディングに使われた谷村新司さんの「群青」の美しいピアノの調べが頭の中に流れて来ます。
沈みゆく戦艦大和、その大和に乗艦している父親の死を見届けて、自らも特攻隊員として死地へ向かう息子。
「お父さん、親よりもほんの少しだけ長く生きていることがせめてもの親孝行です。」と心の中で父に語りかけ、そして彼が乗った戦闘機は雲の中に消えて行く・・・
自慢じゃありませんが・・・
映画館で泣いたのはこの『連合艦隊』と『ロッキー』、TVのロードショーでは『ローマの休日』です(*^^*)
群青 / 谷村新司
作詞作曲:谷村新司
空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせ 貴方を眠らせる
手折れば散る 薄紫の
野辺に咲きたる 一輪の
花に似て 儚なきは人の命か
せめて海に散れ 想いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇
老いた足どりで 想いを巡らせ
海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の 海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ
空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせ 貴方を眠らせる
手折れば散る 薄紫の
野辺に咲きたる 一輪の
花に似て 儚なきは人の命か
せめて海に散れ 想いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇
老いた足どりで 想いを巡らせ
海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の 海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ
空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる
映画のワンシーンで、厳島神社も出て来ました。
予定変更で、初日の午後から夕方迄滞在する筈だった宮島は、翌日の午前8時頃から10時頃に変更。 残念ながら、水に浮かぶ厳島神社は見れなかったんです。
そうゆうことで、“四国や瀬戸内の島巡りをする旅”の時に再度訪問することにして、あえて今回は宮島のあっちこっちは周らずに帰って来ました。
原爆ドームは欧米人の観光客がいっぱいでびっくり。
運良くドームのすぐ近くの駐車場入れたので、昼食をお好み焼きにしようと思い、それまで、ゆっくりと平和記念公園を周りました。
駐車場から近く場所に口コミの評価が高い店があり行ってみると・・・
「3月下旬から昼の営業をやめます」の張り紙。
次回のお楽しみになりました。
山陽道に入り最初のPAで夜に電子レンジで温めて食べる予定だった穴子弁当を昼に食べました。
「群青」と「防人の詩」は戦争映画の主題歌として最高峰の曲と思っています。心にしみますね。 「二百三高地」の主役のあおい照彦さんは「死ななくても済んだのに」とすごく悔やまれる戦死でした。 奥さん役の夏目雅子さんが小学校の先生として授業をする姿がすごく切なく感じました。
さだまさしさんの「防人の詩」は幼い頃に聴いて強い印象が残っています。
今の世の中、この手の戦争映画はもう作られないでしょうね。
いつの間にか、年末恒例の忠臣蔵も見なくなりました。