1965年9月のある日、ロサンゼルスで・・・
スターを目指す多くの若者が愛読する業界紙『デイリー・ヴァラエティ』に、1965年9月8日、こんな内容の広告が掲載されました・・・
スターを目指す多くの若者が愛読する業界紙『デイリー・ヴァラエティ』に、1965年9月8日、こんな内容の広告が掲載されました・・・
狂気!
オーディション
新TVシリーズで4人のブッ飛んだ少年役を演じられる
フォーク&ロール・ミュージシャン―シンガー
元気のいい17歳から21歳までの
ベン・フランク タイプを求む!
働く度胸があること!
面接を受ける必要有り!
オーディション
新TVシリーズで4人のブッ飛んだ少年役を演じられる
フォーク&ロール・ミュージシャン―シンガー
元気のいい17歳から21歳までの
ベン・フランク タイプを求む!
働く度胸があること!
面接を受ける必要有り!
ビートルズ旋風の余波
前年の1964年から、猛威を震っていた“ビートルズ旋風”
それを目の当たりにした海千山千のアメリカ芸能関係の猛者達が、これに便乗した企画を考えないわけありません!
これが、冒頭の“ロックン・ロール・バンドのメンバーを演じる若者”の募集広告と相成ったわけです!
4人の個性的な若者を求める新聞広告に集まった応募者は437人!
約109分の1の確率で合格っちゅう事ですな!
ところが、実際は、スポンサーのコロンビア・ピクチャーズの推薦する英国の俳優デイヴィ・ジョーンズのメンバー入りは内定していた為、残る436人の応募者は、確率が約145分の1の残る3つの座を射止める“椅子取りゲーム”に参加させられていたわけです!
そして、集められたのが、この4人・・・
それを目の当たりにした海千山千のアメリカ芸能関係の猛者達が、これに便乗した企画を考えないわけありません!
これが、冒頭の“ロックン・ロール・バンドのメンバーを演じる若者”の募集広告と相成ったわけです!
4人の個性的な若者を求める新聞広告に集まった応募者は437人!
約109分の1の確率で合格っちゅう事ですな!
ところが、実際は、スポンサーのコロンビア・ピクチャーズの推薦する英国の俳優デイヴィ・ジョーンズのメンバー入りは内定していた為、残る436人の応募者は、確率が約145分の1の残る3つの座を射止める“椅子取りゲーム”に参加させられていたわけです!
そして、集められたのが、この4人・・・
モンキーズの誕生です!
モンキーズの誕生は、ある意味、“ビートルズ旋風がもたらした必然”であり、その成功は“初めからの約束事”であったかのように思える程です。
【 Single Data 】
リリース:1966年8月16日(米国)
チャート:米国1位
リリース:1966年8月16日(米国)
チャート:米国1位
募集広告から1年後の1966年9月に始まったTV番組が『モンキーズ・ショー』でした。
今日ご紹介するのは、それに先立って8月16日にリリースされたデビュー・シングル『恋の終列車 Last Train To Clarksville』です。
その年の11月5日には、ビルボードでNo.1を獲得するなど順調な滑り出し、4人は一躍アイドル・スターとしての地位を掴み取ります。
タイトルを直訳すると「クラークスビル行き終列車」、そこで“クラークスビル”が何処にあるのか調べましたら、何ヶ所か存在しておりました(^O^)
多分、ジョージア州のクラークスビル市じゃないかな・・・?
日本でも、翌1967年からTV放映され大人気・・・
当時、小学生だった僕も、リアルタイムで初めて“外国のアイドル”を見ることが出来たわけです。
でも・・・
“隣のオモロイ兄ちゃん”にしか思わなかったですけどね!
恋の終列車 / ザ・モンキーズ
クラークスビル行きの最終列車に乗ってくれ、
駅で会おう
4時半までには着けるだろう。
お前の分も予約してあるから
遅れないでくれ
でももう遅すぎたか
午前中に出発するつもりだから、
もう一度会わなきゃ
もう一晩だけでいいから一緒に過ごそう、
朝になって列車がくれば
俺はいかなくては
でももう終わりなんだろうか
俺は家に戻れるかどうかわからないのに
クラークスビル行きの最終列車に乗ってくれ、
駅で待っているから
キスの香りがするコーヒーだけでいいから
少しだけ話もしよう
でももう無理だろうか
クラークスビル行きの最終列車に乗ってくれ、
もう電話切らなきゃならない
駅の中はうるさくてお前の声も聞けない、
たった一人で俺は落ち込んでいる
もうダメなんだろうか
俺は家に戻れるかどうかわからないのに
クラークスビル行きの最終列車に乗ってくれ、
駅で会おう
4時半までには着けるだろう。
お前の分も予約してあるから
遅れないでくれ
でももう遅すぎたか
午前中に出発するつもりだから、
もう一度会わなきゃ
もう一晩だけでいいから一緒に過ごそう、
朝になって列車がくれば
俺はいかなくては
でももう終わりなんだろうか
俺は家に戻れるかどうかわからないのに
クラークスビル行きの最終列車に乗ってくれ、
駅で待っているから
キスの香りがするコーヒーだけでいいから
少しだけ話もしよう
でももう無理だろうか
クラークスビル行きの最終列車に乗ってくれ、
もう電話切らなきゃならない
駅の中はうるさくてお前の声も聞けない、
たった一人で俺は落ち込んでいる
もうダメなんだろうか
俺は家に戻れるかどうかわからないのに
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【 Billboard Hot 100 】1966年11月5日
01.Last Train To Clarksville 恋の終列車 / Monkees
02.96 Tears 96粒の涙 / Question Mark & The Mysterians
03.Poor Side Of Town 僕等の街 / Johnny Rivers
04.Reach Out I'll Be There / Four Tops
05.Dandy / Herman’s Hermits
06.Hooray For Hazel ヘーゼルばんざい / Tommy Roe
07.What Becomes Of The Brokenhearted 恋に破れて / Jimmy Ruffin
08.If I Were A Carpenter この小さな願い / Bobby Darin
09.Have You Seen Your Mother. Baby. Standing In The Shadow / Rolling Stones
10.Walk Away Renee いとしのルネ / Left Banke
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