1970年、「長い夜」の世界的なヒットで大ブレイクの切っ掛けを掴んだシカゴ・・・
翌71年に入り、相次いでデビュー及び2枚目のアルバムから数曲選びシングル・カットをしてヒットを記録させました。
そんな中、デビュー・シングルをカップリング曲を代え再リリース、デビュー当時は全米71位と振るわなかった曲も、“時の勢い”とは恐ろしいもので、再リースした時は全米24位とスマッシュ・ヒット!
日本でもこの時期、2セット4枚のリリース済みのアルバムから、シングル・カットを連発して、ことごとくヒットをさせていた印象があります・・・
今日ご紹介する曲は、米国でのデビュー曲、当時の“洋楽小僧”にとっては、シカゴのナンバーの中では「長い夜」と並んで思い入れがあり、印象に残っている「クエスチョンズ67/68」です。
「長い夜」で人気に火が付き、
この曲で、その人気を盤石のモノにした!
「クエスチョンズ67/68」を簡単な文章にすれば、こんな感じではないでしょうかね?
日本では1971年11月21日にリリースされたこの曲、「長い夜」と比べると、ブラスがより強調されたサウンド・・・勿論、日本でも大ヒットしました。
重厚なブラスに絡み付くように奏でられるロック・テイスト満点のテリー・キャスのギターが素晴らしい!
彼の拳銃暴発事故による死が、今更ながら残念でならないです。
そして何と言っても、当時の彼らの人気のほどを覗わせるのが、日本語ヴァージョンを出したことにも表れています。
こういった代物おかしな日本語でRockを台無しにしている感はありますが、一生懸命日本語を歌ってくれたアーティストには、ことのほか愛着を感じます・・・
Questions 67/68 - Chicago
Questions 67 & 68 – Chicago (Leonid & Friends cover)
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