Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 魔法 / ルー・クリスティ:1969年作

2023年05月21日 12時15分57秒 | 1970年代の洋楽
インパクト
1.物理的、あるいは心理的な衝撃。また、その影響や印象。
2.球技で、ボールがバット・ラケット・クラブなどに当たること。また、その瞬間。


【 Single Data 】
リリース:1970年10月25日(日本)
チャート:オリコン7位、全英25位


今ではすっかり日常会話の中に定着した感のある"impact"という単語、今日はラジオ少年だった頃に流れて来た数ある70年代の洋楽ポップスで、最も“インパクト”のあった曲の紹介です。

イントロなしのファルセット
イントロなしでいきなりサビから入る曲は非常にインパクトがあります。
今日ご紹介する曲は、それに加えて歌い出しがファルセットからとあって、聴く者に強烈な印象を与えました!

今日ご紹介するのは、ルー・クリスティが1970年に放ったヒット曲「魔法 She Sold Me Magic」です。
米国ペンシルバニア州グレン・ウィラードで生まれ、ピッツバーグで育ったイタリア系米国人の彼、60年代に数多くのヒットを飛ばします。60年代の米国を代表する、そして全米No.1のヒット曲を持つシンガーソング・ライターの一人として活躍したわけですが、不思議なことに、本国の米国、英国、そして日本と代表曲がそれぞれ違うんですよね(笑)
そして驚いたことに、ジョン・レノン「影響を受けたミュージシャンの一人」と公言してたそうです。

1965年に「恋のひらめき Lightnin' Strikes」という曲が全米1位、全英11位とヒットし、“街角男”のデル・シャノンもカバーしています。
日本では今日ご紹介する「魔法」が圧倒的に有名で、僕自身、この曲を70年代の洋楽ポップスの代表的な曲として脳裡に刻んでおります。
因みにこの曲、日本では1970年10月にリリースされましたが、実際は1969年のアルバムに収録されていた作品のようです。

魔法 / ルー・クリスティ
たぶん、いつでも、たぶん、たぶん、たぶん君を愛している
僕は、いつも愛の光の方を向いている
たぶん、いつでも、たぶん、たぶん、たぶん君を愛している
でも、僕は倒れ、つまづき、見失ってしまうんだ

彼女は僕に魔法を売った、彼女は僕に魔法を売った
日々必要なちょっとした物と一緒に
彼女は僕に魔法を売った、彼女は僕に魔法を売った
日々必要なちょっとした物と一緒に

たぶん、いつでも、たぶん、たぶん、たぶん君を愛している
僕は、いつも愛の光の方を向いている
たぶん、いつでも、たぶん、たぶん、たぶん君を愛している
でも、僕は倒れ、つまづき、見失ってしまうんだ

彼女は僕に魔法を売った、彼女は僕に魔法を売った
日々必要なちょっとした物と一緒に
彼女は僕に魔法を売った、彼女は僕に魔法を売った
日々必要なちょっとした物と一緒に

彼女によると、僕は夜何をすべきか心得ていたようだ
僕の輝く星は彼女の合図を見つめていた、ということさ
彼女は僕の自意識に火をつけた
彼女の妙薬は強すぎたようだ
彼女はビロードの手袋で僕をひと押しし
愛の一線を越えさせた
彼女はビロードの手袋で僕をひと押しし
愛の一線を越えさせた

たぶん、いつでも、たぶん、たぶん、たぶん君を愛している
僕は、いつも愛の光の方を向いている
たぶん、いつでも、たぶん、たぶん、たぶん君を愛している
でも、僕は倒れ、つまづき、見失ってしまうんだ

女は僕に魔法を売った、彼女は僕に魔法を売った
女は僕に魔法を売った、彼女は僕に魔法を売った

魔法の詰まったこの袋をどうすればいいんだろう
女は僕に魔法を売った、彼女は僕に魔法を売った
魔法の詰まったこの袋をどうすればいいんだろう

 ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩

【 All Japan Pop 20 】1971年2月15日付
01.マイ・スウィート・ロード / ジョージ・ハリスン
02.シーズン / アース・アンド・ファイアー
03.魔法 / ルー・クリスティ
04.あなたのとりこ / シルヴィ・バルタン
05.ブラック・マジック・ウーマン / サンタナ
06.移民の歌 / レッド・ツェッペリン
07.悲しき初恋 / パートリッジ・ファミリー
08.カモン・エヴリバディー / U.F.O.
09.太陽は燃えている / エンゲルベルト・フンパーディンク
10.霧の中の二人 / マッシュマッカーン
11.この胸のときめきを / エルヴィス・プレスリー
12.ピノキオ / ダニエル・ビダル
13.涙のクラウン / スモーキー・ロビンソンとザ・ミラクルズ
14.バイ・バイ・ラブ / サイモンとガーファンクル
15.カム・トゥギャザー / オリジナル・キャスト
16.ノックは3回 / ドーン
17.ミスター・ロンリー / レターメン
18.明日なき幸せ / ザ・ウエイク
19.アー・ユー・レディ / グランド・ファンク・レイルロード
20.想い出のサンバーナディーノ / クリスティ






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