懐かしい邦楽:003〜心にしみた曲
ガロの事は、この曲がヒットする前から知っていて、どちらかというとこの歌謡曲っぽい「学生街の喫茶店」より、それまでの路線の方が好みでしたが、歌詞やメロディだけでなくアレンジからして非の打ち所がない曲だったので、シングル盤を買ってしまいました。 作曲者のすぎやまこういち氏は、数年前にグループサウンズのザ・タイガースの一連のヒット曲を作曲した人、本当に良い曲をたくさん書き上げていて、好きな作曲家の一人でした。 間奏で使われてるイングリッシュホルンと云われる楽器が独特の異国情緒を醸し出しおり、この楽器を選択したアレンジャー(すぎやまこういち氏)は見事ですね!
本来、この曲は、これまでのガロの路線の延長線にある「美しすぎて」のB面として1972年6月20日にリリースされましたが、B面の「学生街の喫茶店」がラジオ番組で紹介されたことで、A面とB面の逆転現象が起きヒットに至りました。
ついでにA面の美し過ぎる曲も
中津川フォークジャンボリーでのCSN&Yの「オハイオ」の
カバーを聴いて気になる存在になりました。
後期になるとプログレっぽい作品もあると聞きましたが、
機会があれば聴いてみたいとは思いますね。
しかし、アルバムの中こそ、ガロらしい名曲が多いのが事実です。
「時の魔法」って曲なんて、CSNYそのものですよ。