Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ジャッキー・ブルー / オザーク・マウンテン・デアデヴィルス:1974年作

2024年01月11日 08時00分00秒 | 1970年代の洋楽
【 Single Data 】
リリース:1975年2月
チャート:Billboard 3位

難し過ぎて
ミズーリ州のスプリングフィールド出身のカントリー・ロックのオザーク・マウンテン・デアデヴィルス“Ozark Mountain Daredevils”、名前を知ってる人なんて殆んどいないでしょうね!
今日ご紹介する「Jackie Blue」は、購入した70年代のヒット曲を集めたベストCDに収録されていて、聴いた瞬間に思い出しました。
ところが、、、
グループ名は長く覚え切れておらず、すっかり忘れていました!(#^.^#)

この曲は泥臭いカントリーという感じでなく、AOR風カントリーと言ったらいいんでしょうか、非常に洗練されたサウンドを聴かせてくれています。
Youtubeで他の曲を聴いてみたんですが、その他の曲はカントリー特有の泥臭い曲もあり、機会があったら、じっくり聴いてみたいバンドですね!
 
「Jackie Blue」は、1974年にリリースされた彼らの2枚目のアルバム『It'll Shine When It Shines』に収録されており、翌1975年にシングルカットされると、ビルボードで3位となるヒットを記録します。
リード・ヴォーカルは作者でもあるドラマーのラリー・リーが担当、彼の淡々とした優しい歌い方は、インパクトがあるボトムネック・ギターの音色と妙にマッチしています。
 
 ソロ・シンガーとして
このラリー・リーという人、ソロシンガーとして1982年にソロ・アルバム『Marooned ロンリー・フリー・ウェイ』をリリース、ヒットさせています。
この日本では、イラストレーターの鈴木英人氏が描いたジャケットに差し替えて発表、AOR全盛という時代背景があってか、そのブームに乗って本国に勝るヒットを記録しました。
因みに、、、
鈴木英人氏は、同年にリリースされた山下達郎のヒット・アルバム『For You』のジャケットをデザインしたイラストレーターです。


ここが気になって仕方ない❗️
ラリー・リーのソロ・アルバムのカタカナで表記されたタイトルなんですが、実際の英語タイトルは『Marooned』で、“Lonely Free Way”なんて文字はどこにもないんです!
僕は邦題を付けることに対し、反対というわけではありませんが、この邦題の付け方は止めて欲しかったですね!

更に驚いたことに・・・
アルバム・タイトル Marooned ➡︎ ロンリー・フリー・ウェイ
収録曲 Don‘t Talk ➡︎ ロンリー・フリー・ウェイ
収録曲 Marooned ➡︎ ひとりぼっちのアフタヌーン

恐らくイラストのイメージから、タイトルを考えたんでしょうが、AORブームに何とか乗せようという商魂丸出しのレコード会社にはちょっとうんざりかな・・・(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
このアルバム、本当に名作ですから、是非、聴いてみて下さい。⏩ Youtube


ジャッキー・ブルー / オザーク・マウンテン・デアデヴィルス
お~ジャッキー・ブルー
彼女は引きこもり
しかめっ面に笑顔を隠している
ジャッキー、そんなのは君らしくない
 
自由な生き方に憧れ
臆病なくせに 大体さを求め
いつも不満を抱えてさまよい
愛のカップを満たそうとしている

ああ~ジャッキー・ブルー
負けのないゲームなんてつまらない
勝者に聞けばわかるさ
ジャッキー、誰だって敗北を知っている
 
気づいてないとは言わせない
自分の生き方を 気にしないなんて嘘だ
簡単だと君は言う 音楽みたいに自然な事だと
でも君は歌さえ歌わない
 
おお~ジャッキー・ブルー叶わぬ夢ばかり見て
未知の場所を求めている
おお~ジャッキー、また同じことの繰り返し
 
おお~ジャッキー・ブルー
不可能な夢ばかり追っている
愛は手探りする砂のように
ああ~指の間をすり抜けて行く
 
毎日 その碧の瞳に
僕は落日を見る 二度と昇らない夕陽を
君の苺ワインには月影と星
世界を求めながら 君は生き急ぐだけ
 
おお~ジャッキー・ブルー
彼女は引きこもり
人生は退屈なもの
ジャッキー、君はどんな楽しみを知ってるの?
 
おお~ジャッキー、ああ~ジャッキー
おお~ジャッキー、ああ~ジャッキー
ヘイヘイ、ヘイヘイ
 
 

【 ビルボード週間 HOT10 】1975年5月17日付
01. He Don't Love You / Tony Orlando & Dawn
02.Before The Next Teardrop Falls / Freddy Fender
03.Jackie Blue / Ozark Mountain Daredevils
04.Shining Star / Earth. Wind & Fire
05.Only Yesterday / Carpenters
06.Walking In Rhythm / Blackbyrds
07.Thank God I'm A Country Boy / John Denver
08.How Long / Ace
09.I Don't Like To Sleep Alone / Paul Anka
10.Another Somebody Done Somebody Wrong Song / B.J. Thomas



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