懐かしい邦楽:006 〜 よく耳にしたTV主題歌
前日、ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」が出たところで、今日はハリウッドSF映画『ファイナル・カウントダウン』のお話から始めたいと思います。
観られた方も大勢いらっしゃると思いますが、簡単にあらすじを・・・
軍事演習に参加する為、ハワイ沖を航行中だった原子力空母が、突然発生した異様な竜巻に巻き込まれてしまい、1940年12月6日(ハワイ時間)にタイムスリップしてしまう。 この日は日本軍による真珠湾攻撃の前日に当たり、歴史に介入すべきか否かの悩ましい問題を突きつけられてしまう。
アメリカ軍人である以上、アメリカ人として戦うのが当然だととする意見と、死ぬ筈だった人が助かり、生きる筈だった人が死んでしまうとタイムパラドックスが起きてしまう可能性が高いとする意見に割れてしまったわけだ。 詳しくはこちら ➡︎ MIHOシネマ
1979年に封切られた自衛隊が演習中に戦国時代にタイムスリップする角川映画『戦国自衛隊』のアメリカ版と言った方が分かり易いかな?
この映画のエンディングに流れたのがこの曲でした・・・
映画『ファイナル・カウントダウン』エンディング・テーマ
盗作問題が発生
今日ご紹介する曲は、映画『ファイナル・カウントダウン』のエンディング・テーマ曲をじっくりと聴いた方は気づかれたと思いますが、岩崎宏美さんが大ヒットさせたTV番組『火曜サスペンス劇場』のテーマ曲「聖母たちのララバイ」です。
この曲、ジョン・スコット作曲の映画『ファイナル・カウントダウン』のエンディング・テーマと酷似していた為、盗作問題が起こり、作曲者の木森敏之氏がそれを認めたことで、作曲者が両名連名という形で収拾させました。 しかし、その結果として、作曲者が外国人ということで日本レコード大賞選考の対象外となりました。 因みにこの年のレコード大賞は細川たかしさんの「北酒場」、どちらも世代を越えて誰でも知っているヒット曲で、どちらが大賞を獲ってもおかしくない、いわゆる“流行歌”でしたね。
記憶が蘇りました。忘れている事も沢山有るのを再認識しました。でも「火サス」と言えばやはりこの曲ですね。歌詞も良いです!
僕も(火曜サスペンス=聖母たちのララバイ)というイメージしか浮かんで来ないですよ。