
不滅のイントロ
たとえ“バンド名”を知らなくとも・・・
たとえ“曲名”を知らなくとも・・・
この優雅で壮大なイントロを「聴いたことない!」
こんな事を言う人はいないでしょう!
今日ご紹介するのは、1986年2月にリリースされた"Europe"の「The Final Countdown」です。
バンド名を知らなくとも、そして、このタイトルを知らなくとも、誰でも皆知っている、誰でも一度は聴いた事があるであろう名曲中の名曲ですね♪
バンド名と最高傑作がシンクロ?
“ヨーロッパ”と言ったら“ファイナル・カウントダウン”
“ファイナル・カウントダウン”と言ったら“ヨーロッパ”
このようにバンド名と曲名がセットとしてインプットされ、バンド名を聞いた瞬間、いとも簡単にその最高傑作までたどり着くアーティストはそうはいないでしょう!
スウェーデン出身のこのヨーロッパ、日本の洋楽ファン(特に女の子)お得意の先物買いで、1983年、世界のどこよりも早く日本で人気に火がつきました!
それにしてもクイーンといい、このヨーロッパといい、改めて当時の日本の洋楽少女達には頭が下がります。
クイーンやヨーロッパを先物買いした、推定1955年から1965年生まれの元少女達に再敬礼!(笑)
メロディアス・ロックの最高峰だ!
何といっても、イントロの優雅でもあり壮大でもあるシンセサイザーの響き!
この曲が始まると思わず力が沸きあがって来ます。
キャーチーなメロディと、もうたまらない間奏のリード・ギター~
メロディアス・ロックのまさに最高峰でしょう!
まあ、何となく詞が今イチのような気がするけど・・・
このイントロで全ての負の部分がもみ消されてしまいます!
ファイナル・カウントダウン / ヨーロッパ
僕たちは一緒に旅立つ
それでも別れはつげなければならない
いつかこの地球に
帰ってこられるかもしれないじゃないか
こうなったのは誰のせいでもないんだ
今こそこの大地を離れるときがきた
また昔みたいに暮らすことができるだろうか?
最後の秒読みが始まる
僕たちは金星に向かう
でも誇りは失ってはいない
異星人たちはすでに僕たちのことを知っていて
暖かく迎えてくれるかもしれない
これから何光年の彼方で
素晴しい世界と出逢うとしても
みんな地球を恋しく思うだろう
最後の秒読みが始まる
日本人好みだったと思いますね。
ヒットしたのも納得です。
プロレスラー武藤敬司さんが若い頃に入場テーマにもしてましたね。
「ケリー」とかのバラードも好きでしたが、その後が続かなかったのが残念です。
ロック史上に残るイントロとして称賛されているから、仮にヒットしたのがこの1曲だったとしても、バンドとして、充分、やりきったという満足感があるのではないでしょうか!