Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 自由への疾走 / レニー・クラヴィッツ:1993年作

2023年12月10日 08時00分00秒 | 1990年代の洋楽
黒船来航
嘉永6年(1853年)に浦賀沖に停泊したのがペリー率いる黒船船団、幕府に対し開港を迫ったことはよく知られる歴史上の出来事です。 しかし、その時の軍艦は4隻のみ、たったこれだけで日本中を震え上がらせたわけです。

右往左往する幕府・・・

これは250年間に渡って日本を統治した徳川幕府に対し、「幕府なんぞ、大したことがない」と思わせるに十分だったようです!
この出来事が倒幕へのプロローグとなり、明治維新までの幕末といわれる時代に突入したわけです。

ジョン・レノンが居なくなって、いつの間にか薄れていた洋楽への感心を、再び呼び起こす切っ掛けとなった正に“黒船”となった曲の紹介です。

 【 Album Data 】
リリース:1993年2月26日(日本)、3月9日(米国)
チャート:Billboard 12位、英国1位、オリコン6位


洋楽復権の“黒船”だった!
正に“洋楽鎖国状態”、洋楽を熱心に聴かなくなっていた1990年代初頭、再び洋楽の世界に浸る切っ掛けとなった曲がありました。
洋楽から遠ざかっていた自分にとって、“黒船”となった曲が、1993年にヒットしたレニー・クラヴィッツ「自由への疾走 Are You Gonna Go My Way」でした。

これには一撃を喰らわされました!

勿論、聴かなくなったその間に、色々、素晴らしいアーティストもいたと思いますが、とにかくパソコンもない時代、しかもラジオのスイッチなんぞ入れない状態でしたから、偶然に聴いたとはいえ、久々に“ROCK”を感じさせられた、“無機質で機械的”でない“汗の匂い”を感じるレニー・クラヴィッツの登場に胸が躍りました。

【 Singe Data 】
リリース:1993年2月8日
チャート:英国4位

ギター・リフがカッコよく、邦題にもある“疾走感”が満点のこの曲は、1993年にリリースされたレニー・クラヴィッツの3枚目の同名のアルバムに収録、TV番組の中やCMにも使われており、非常に高い知名度があるようです。 『誰が歌ってるか分らないけど曲は聴いた事がある!』なんて人がたくさんいるんでしょうね!

何だかんだ言っても、自分にとって・・・
60年代や70年代の雰囲気を醸し出すサウンドがやはり胸に響く!

自由への疾走 / レニー・クラヴィッツ
遠い昔に生を受けた
俺は選ばれた者だ
救世主としてやって来た
使命を果すまで後へは退けない
だからお前らも挑戦してみろよ
深く息を吸って、楽しくやればいい
報酬なんて要らないゲームを続けるだけさ
決して立ち止まらずに一気に突き進むんだ

だが、本当は知りたいんだ
俺について来るか?
それだけが知りたい

俺にはわからない なぜ人は泣くのか
涙などふり切って
戦おう 新しい秩序を勝ち取るんだ
もう一度、世界をひとつにするために
教えてくれ 死ななければならないわけを
なぜ人は殺し合うのか
愛し合い、新たな鼓動を刻もう
踊ろう そして恋をしよう

だが、本当は知りたいんだ
俺について来るか?
それだけが知りたい





2 コメント

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Unknown (yoko-2-1)
2023-12-10 08:36:59
いつも素敵な解説をありがとうございます。
今日の解説、特に興味深く、楽しく読ませていただきました( ^_^)
素晴らしい解説をありがとうございます。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-12-10 10:18:22
@yoko-2-1 さんへ

おはようございます🌞
いつもいつも、冒頭から本文へのこじつけをどうやってしようかと考えています(笑)
80年代はいい曲が沢山あっても、知ってるだけで、これといった思い出がないんですよ!
それだけ聴いてなかったって事なんでしょうね!ー
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