ジミー・ペイジの苦悩
ペイジの目指す音楽には、現ヤードバーズのメンバーでのプレイでは限界を感じずにはいられませんでした。
今日ご紹介するのは、レッド・ツェッペリンが生まれる切っ掛けになったといわれている曲です。
ヤードバーズのジェフ・ベック加入後の年表
1965年
アルバム『For Your Love』(タイトル曲意外はベックのギター)
1965年
シングル「Heart full Of Soul」をリリースしヒット!
しかし・・・
ベックは病気勝ちで、度々ペイジがその穴を埋めます
1966年ー
ベーシストが抜け、もうひとりのギタリストがその穴を埋めるためベースに転向!それまで、サポートしていたペイジが正式に加入して、夢のようなベック&ペイジのツイン・リードとなります。しかし、それは僅かの期間、ベックは表向き(本意は?)“健康面”を理由に脱退します。
1967年
アルバム『Little Games』をリリースするも、それを最後に1968年解散。
無印最強品
ヴォーカリストとドラマーが脱退をしたのを期に“理想を実現する”為のメンバー探しに没頭するジミー・ペイジ、紹介により探し当てたのが、無名のヴォーカリストのロバート・プラントであり、ドラマーのジョン・ボーナムでした。
この無名であっても並外れた実力を持つ二人の引き込みに成功した時のペイジの気持ちは、宝くじでも当てた様な気持ちだったでしょうね!
因みに私は・・・
年末ジャンボ宝くじで、惜しくも人生大逆転のチャンスを僅かなところで逃した経験があります。 組数が同じという事も珍しいのに、その時は「並びの数字も同じだ!」と心臓を爆つかせましたが、真ん中の数字6と8が入れ替わっておりました。
例えばこんな感じです・・・
28組 148675(当たりくじ)
28組 146875(手持ちの宝くじ)
見た瞬間は誰でも当たったと思いますよね!(TT)
ベーシストが抜けた(うまい具合に)
続いてベーシストが抜けたことにより、いよいよ残ったのは元々のメンバーはジミー・ペイジのみとなりましたが、以前からペイジと面識のあった売れっ子スタジオ・セッションマンのジョン・ポール・ジョーンズがベーシストとして加入することになり、ここにレッド・ツェッペリンのメンバーが出揃うことになりました。
ツェッペリン結成の立役“曲”?
今日ご紹介する「幻惑されて Dazed and Confused」は、この曲を満足にパフォーマスするために集められたメンバーが、後のレッド・ツェッペリンになったとまでいわれた曰く付きのナンバーです。
解散前のヤードバーズのライヴでは、後のツェッペリンのナンバーになるものを数曲レパートリーにしていたらしいですが、その真相はともかくとして、「幻惑されて」のヤードバーズ・バージョンとツェッペリン・バージョンを聞き比べれば、ペイジが“現メンバーでの限界”を感じ、最強のメンバーを求めたのもよく理解出来ます。
Dazed And Confused - The Yardbirds
ロバート・プラントのヴォーカルを知ってるだけに、この時のジミー・ペイジが「自分の目指す音楽に対し、このメンバーでは限界がある!」と感じてしまった、やるせない気持ちは理解できます。
いずれにしても、ジミー・ペイジの“理想を求める”貪欲な姿勢から生まれたバンドがレッド・ツェッペリンであることは紛れもない事実のようですね!
Dazed And Confused - Led Zeppelin
因みにこの曲のタイトルから、このブログ名“Johnny’s Dazed And Confused Days”を決定しました。 この曲に持って来るまで「For Your Love」と「Heart Full Of Soul」を挟むなど、まあまあの面倒くささを見事に克服してみせました✌︎('ω')✌︎
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