誰しも感じる問答無用の名曲
今日ご紹介するのは、1970年代、というよりポップ史上もっともクリエイティヴな稀代の名曲「アイム・ノット・イン・ラヴ」です。 ラジオから流れるこの曲を初めて聴いた時、あまりの美しさにボォ~~っと・・・ どうやって作ったんだろう???こればかり思っていました。
バックに流れる幻想的なコーラスは『バックをコーラスだけで作ろう!』というメンバーからの提案が発端となって生まれました。
まさに究極の発想から生まれた名曲ってことですね!
幻想的なコーラス
グレアム、ケヴィン、ロルの3人の声をテープ編集により624人分(3人×13音階×16トラック)に増幅して作成された(エリックはミキシングを担当)。(Wikipediaより)
細かいことはさておき、凄~く手間隙かけて作られただけあって、過去に聴いた事もないような幻想的なコーラスですね。
こういった何度も音を重ねる増幅作業は、他のグループにも多大な影響を与えることになったのは、当然の成り行きでしょう。 僕はどちらかというとシンプル系が好きですが、この10ccに関しては、最高の音楽(アレンジ)を求めた結果、こうなったという“必然性”が感じられ違和感なく気持ちよく聴けます。
女性秘書の囁き
“静かにね 男の子は泣かないのよ 男の子なら泣かないのよ”
なお途中の『Be quiet, big boys don't cry』という囁きは、女性秘書がミーティングの最中に電話の取次ぎにやって来て、小さな声で囁き知らせたことからヒントを得て、当の秘書本人に録音に参加してもらったということらしいです。
耳元でこんな調子で囁いてくれる女性秘書がいたら・・・
「君ぃ、今日もアレ頼むよ!」と毎日リクエストしてしまいそうだ。
解説がとても的確で上手で感心しています。
また楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
自分にとって最近でも、他の人から見たら、どれも古い曲ばかりなので、受け入れて貰えるか不安でした(^^)
10年ほど前に音楽ブログをやってまして、母親の介護で忙しくなって、ブログを続けるのがキツくなったので、一旦、中断し閉鎖中です。
もっと手軽に投稿できる様、余分なものをカットしてリニューアルしています。今後は新たな曲も加えつつ、気楽にやって行くつもりです。
今後共、宜しくお願いします。