Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ アイム・ノット・イン・ラヴ / 10cc

2022年10月31日 21時35分10秒 | 1970年代の洋楽

誰しも感じる問答無用の名曲

今日ご紹介するのは、1970年代、というよりポップ史上もっともクリエイティヴな稀代の名曲「アイム・ノット・イン・ラヴ」です。 ラジオから流れるこの曲を初めて聴いた時、あまりの美しさにボォ~~っと・・・ どうやって作ったんだろう???こればかり思っていました。
バックに流れる幻想的なコーラスは『バックをコーラスだけで作ろう!』というメンバーからの提案が発端となって生まれました。
まさに究極の発想から生まれた名曲ってことですね!

幻想的なコーラス
グレアム、ケヴィン、ロルの3人の声をテープ編集により624人分(3×13音階×16トラック)に増幅して作成された(エリックはミキシングを担当)。(Wikipediaより)

細かいことはさておき、凄~く手間隙かけて作られただけあって、過去に聴いた事もないような幻想的なコーラスですね。
こういった何度も音を重ねる増幅作業は、他のグループにも多大な影響を与えることになったのは、当然の成り行きでしょう。 僕はどちらかというとシンプル系が好きですが、この10ccに関しては、最高の音楽(アレンジ)を求めた結果、こうなったという必然性が感じられ違和感なく気持ちよく聴けます。

I'm Not In Love - 10cc


女性秘書の囁き

静かにね 男の子は泣かないのよ 男の子なら泣かないのよ

なお途中のBe quiet, big boys don't cryという囁きは、女性秘書がミーティングの最中に電話の取次ぎにやって来て、小さな声で囁き知らせたことからヒントを得て、当の秘書本人に録音に参加してもらったということらしいです。 
耳元でこんな調子で囁いてくれる女性秘書がいたら・・・
「君ぃ、今日もアレ頼むよ!」と毎日リクエストしてしまいそうだ。

 



2 コメント

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Unknown (naotomo3451)
2022-11-11 08:37:25
好きな音楽、好きな理由が同じで嬉しくなります。「アローンアゲイン」も「青春の輝き」も大好きです。楽しませて頂き本当に感謝です。
解説がとても的確で上手で感心しています。
また楽しみにしています。
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Unknown (いけないジョニー)
2022-11-11 20:48:56
>naotomo3451さんへ
コメントありがとうございます。
自分にとって最近でも、他の人から見たら、どれも古い曲ばかりなので、受け入れて貰えるか不安でした(^^)
10年ほど前に音楽ブログをやってまして、母親の介護で忙しくなって、ブログを続けるのがキツくなったので、一旦、中断し閉鎖中です。
もっと手軽に投稿できる様、余分なものをカットしてリニューアルしています。今後は新たな曲も加えつつ、気楽にやって行くつもりです。
今後共、宜しくお願いします。
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