今日の一貫

地域振興のビジネスモデル

地域経済論の担当者として、地域振興のビジネスモデルを考えると題し、講義した。
レジメは次の通り、

1,ビジネスの仕組みが変わってきている
多様なビジネスの仕組み。
  中心市街地の空洞化、商業・流通という仕組み(IT、チェーンストア理論)
  GMS、SC等の進出と家族経営の崩壊。条令や法律による大型店の規制。
浅草と京都は観光という仕組み、


2,社会の構造変化(個の時代、人間サイズの時代、知識の時代)
70年代までの社会
  中央集権、大量生産大量消費、近代、理性、工業化社会、画一化した価値観、都市化、西欧的、集団対応
 90年代からの社会
  地方分権、成熟消費社会、脱近代、感性、多様な価値観、自然・環境、日本的、個別対応


3,個の時代、みんな社長になれる。
 ネット社会(松井証券)、視聴率、組織票の崩壊、小さな組織、だから起業、会社法 
の改正。女性起業が増えている。千葉県と茨城県の農業の違い、産地の概念(一人でも産地)


4,知恵や知識が重要な社会
  土地、資本は、知識がないと使いこなせない。知恵がもっとも重要となる。
知識で生きてきた日本、アニメやキャラクター
タンジブルアセットからインタンジブルアセットへ


5,人間サイズのビジネスはこれからどんどん活性化する
  女性起業の内実、気づきと発見、生活と隣人を大切にするビジネス、
WEF
フィンランドモデル(ノキアやリナックス)
デンマークの経験


6,自立と言うこと
  地方は従属したがる。頭を誰かにあづけたがる。
  しかし、おかれた状況を考えてみよう。
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