川越のかねこライス
江東区のふなくぼ商店、
川口のヤハギなど、12店舗
10年前には60%の消費者が米屋から買っていたというのに。今や7%の消費者しか米屋で買ってない。
米屋はこの10年で市場から撤退していった。
しかし、悲観することばかりではない。
現在残っているのは、知恵をもった優秀な米や。今回表彰された米屋には、旧来の米屋の常識にとらわれない自由な発想によって商売をする人が多い。それも「奇抜なアイディアではなく、米屋の知識に裏付けられたもの」(馬場委員長談)であるのがココロ強い。
かねこライスは、ネット通販で売り上げを伸ばしている。通常米のネット販売はあまり伸びないものだが、ここはちょっと違う。
「ヤハギ」は消費者が持ち込む古米を新米と交換したり、お客には生産者や、卸がおり、「米小売り」という自分のスタンスを超えた商展開をしている。
ここはちょっと気になるお店だ。
顧客の多様化、両目の多様化、形状の多様化、商品の多様化、品種の多様化、プロモーションの多様化、価格設定の多様化、など多様化への対応に特色がある。とくに「ヤハギ」は流通経路(プレース)の多様化に特色がある。
こうした店が多くなっていることもあって、私は、米屋の構造改革は既に終息を迎えているといっている。
問題は卸、集荷、生産のレベルなである。
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