今日の一貫

もっと北でコシを作ればいい  NHKつながるTV@ヒューマン

2日11時から「つながるTV@ヒューマン」に出演。
土田さんという「お笑い」が司会。それをNAKのアナが補佐する番組。
軽快だった。
テンポがいい。
スタジオで雑談してるのを、短く編集する作り方。
ゲスト、ダニエル・カール。

お米の話で、温暖化で産地が移動する、という話。
宮崎の台風で悲劇的な話や、新潟35度の水温環境でもよく育つ品種の選抜育種試験。新潟県の農業試験場。
北海道米のうまさの話。鮨屋は北海道米を使ってるという映像。
大きいのから小さいのまでいろいろな品種が出てきてる話。

消費ニーズや気候変動で品種も変わってきてることが〆。新たなブランドが生じてきてるといった終わり。


おもしろかったのは、終わったあと。
お笑いの土田さんいわく。
「南で作れなくなってるなら、北海道でコシヒカリつくりゃ良いのにね」

実はその通りなのだ。
お笑いはいい感性をしている。
東北と北海道、それに九州以外は、すべてコシヒカリの作付けがトップ(九州も2位がコシヒカリ(ヒノヒカリが1位)15%と多い)だが、東北・北海道でコシを作ればいいのだ。

九州・近畿・四国は暑さに強い品種改良をしては。
しかし西日本はあまり米に興味を持ってないようだ。東北はコシ12%、福島が中心。それ以北は余りない。山形、コシが増えてるそうだが。

北海道・東北でコシヒカリを作る。
コシを超える品種改良するより安上がりで、いいかも。
しかし、ここは県が頑張りたいところなのだろう。
日長がどうのこうのというかも知れない。

米に関する感想
スタジオのおにぎりは、アミロース含量の低いこめだった。もう少しさらっと作らないとおいしいおにぎりにはならない。映像の寿司屋さんは、大衆居酒屋風。あれでは、北海道米はやはり高級寿司屋は使ってないんだとなる。
寿司やおにぎりには、実は古米が良い。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「農政 農業問題」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
2022年
人気記事