ハウスと露地物の違い。トマトとキュウリのケース。
放送は7月18日日曜日夕方。
それはそうと収録終了後。
私の農業への考え方について、ディレクターから率直な質問あり。
このところ農政が難しくなってるせいか、農政通の方がいなくなってるせいか非常に率直な質問が多い。
答え
私は日本の農業生産額をより大きくするにはどうしたらいいかを考えてきた。
そのためには、経営者が必要だし、輸出も考えた方が良いと考えている。
生産額を大きくするには農業の裾野を広げる必要がある。
裾野を広げるためなら、日曜農業でも、市民農業でも、老人農業でも何でもOK。
大きなピラミッド状の構造になるのだろう。
しかしそれらはあくまで、裾野であり国民的コンセンサスを得るために必要なことだが、残念なことにその裾野こそが日本の農業だと主張する方もいる。
たとえば、兼業農家による農業が日本の農業だという主張だが、、それはしっぽが犬を振り回すようなもの。
本末転倒だと思う。
それが本末転倒だと言うことは少々理性的な人ならすぐわかりそうなものだが、選挙の票目当てでそうしたロジックを展開する人がいたり、協同組合の一員だから大切と主張してみたり、自分の都合でしっぽを大事にするとする主張がわが国にははびこっている。
しっぽも頭や胴体もあって一匹の犬と呼べるように、両方あって日本の農業と呼べるのだが、主はあくまできちんとやれる農業。
それが主でない農業はあり得ないと思っている。
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