山形つや姫、22年の2300haから、昨年は3000haへ拡大。 24年は、勢いを得て6500haと拡大。 しかし、23年米は必ずしも思うような米ではなかった。 評判は絶大なのだが、プロの目から見るとバラツキがみられる。 秋落ち減少だろう。 肥料切れの感がある。 栽培マニュアルがまだまだといったところ。 ばらつきは通常なら集出荷段階で吸収するもの。 だが、ここは少々考えた方が良い。 というのも、この際、米でも通常のブランド戦略をとった方が良いと思うから。 ブランド化には、ブランド管理が必須。 きっちり作り、自信を持って良いものを届ける必要がある。 少々ぐらいのばらつきは、、などと侮ってはいけない。 こうした気のゆるみがブランドをだめにする。 つや姫が手に入らないという消費者の要望に応えるには、拡大を、といった意見や、 ばらつきは、全農一元化で克服できる、と言った意見は、鬼門。 ブランド管理からすればいずれも危うい意見。 ここは、生産拡大にブレーキをかけて、足元を固め、、良い米の生産にじっくり挑むことが重要。 となると、25年産米の作付けは、6500haとすべき。 それだけではなく、生産者の生産管理も厳密にチェックすべきだろう。