今日の一貫

JR東日本 農業参入

JR東日本が農業に進出すると言う.
JR東日本、、元々、常磐線の線路内で農業を手がけていた。
線路内なので、農地法の対象にならず、農業と見なされていなかった。

さらには、JR東日本の子会社、NREを使って、オーベントを発売したのは記憶に層古いことではない。
新幹線各駅で、カリフォルニアあきたこまちをベースとした、弁当の発売だった。

これ当初、全農秋田に米供給交渉に出かけて、あきたこまちをベースとした弁当を考えたのだが、、相互の意向が食い違い、、というより、NREの要望する米を全農秋田が提供できなく断ったというのが真相のようだが、、、急遽カリフォルニアに産地を変えてしまった、もの。カリフォルニアで弁当を現地生産、日本に輸入という形をとった。

カリフォルニアの工場は、全て日本向け仕様オーベント製造に。
ジェフリー・シュナッククンが工場長。

しかし、とうとうオーベントー姿を消した。
日本になかなか定着しずらかったといえよう。
駅弁当は少々高くても、日本情緒が良い。


ところで、JR東日本の農業参入、、なんと今度も農協と組むという。
JAと共同出資で農業組合法人を作るという。
今度は農協連合会ではなく、単協が相手だから柔軟だったのかもしれない。

農協の機関誌、日本農業新聞も次のように報じるぐらいだから、農協界の中でも、好意的に見られているようだ。  何よりと思う。

以下日本農業新聞を転載しておこう。

JR東、農業に本格参入、茨城のJAと農事組合法人。

2009/05/13 日本経済新聞 朝刊 11ページ 548文字

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は十二日、やさと農業協同組合(茨城県石岡市、JAやさと)などと共同で農事組合法人を設立し、農業に本格参入すると発表した。石岡市内の農場で地元の生産者と協力しネギやニンジン、ハクサイなどを生産。生産者の分かる「安心・安全」な農作物として、駅の立ち食いそば店などで食材に使う。将来は駅などで消費者に直接販売することも検討する。
 農事組合法人「みどりの線路」の出資金は五十二万円。JAやさとと地元生産者が各四六・一%、JR東日本子会社の日本レストランエンタプライズ(東京・港、NRE)が七・七%を出資した。代表理事は生産者の萩原善一氏が務める。
 同法人は約三ヘクタールの農地を保有。生産者八人が農作物を作り、NREなどに出荷する。出荷量などに応じて地元生産者は配当を得る仕組み。収穫した農作物はNREのセントラルキッチンで加工し駅の飲食店で食材として使う。需要が拡大すれば農地を広げる方針だ。
 JR東日本は駅ナカの立ち食いそば店などで出る食品廃棄物をたい肥にして農作物を生産する実験農園を運営してきた。今回、農事組合法人を設立することで農業に本格参入する。清野智社長は同日の記者会見で「農業のノウハウを蓄え、将来的には(沿線で)複数の農園を運営する可能性もある」と語った。
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