こないだ次男とピクサーの「インサイド・ヘッド」を観た。
感動の涙以外に、わけもなくあふれる涙もございました。
思春期前後の子供を持つ親は必見!!
人間の頭の中なんて誰ものぞいたことないからイマジネーションだけでピクサー天才集団はあの世界を作ったわけだけど、
違和感なく、「そうそう、こんなかんじ。なんやったらこの場所見たことあるかもしれん」ぐらい常に腑に落ちながら頭の中の世界を見進めることが出来るすごさ。
記憶をボーリングの玉ぐらいの大きさのカラフルなガラス玉に例えて、それが保管されている場所があったり、
いい記憶には明るい色、悲しい記憶にはブルー、
忘れ去られた記憶のゴミ捨て場みたいな場所もあったりして、
全てがしっくりくるのが気持ちいいかんじ。
もちろん、現実の世界での展開とリンクしているのだけど、
自分の頭の中でいろいろな存在が協力し合って、主役の「自分」を幸せにするために奮闘しているなんて、
けなげで、つらい時もなんだか応援されてる気分になるわ。
そして、吹き替え版ならではだけど、
ヨロコビの竹内結子さんと、カナシミの大竹しのぶさんもハマッてた。
カナシミは、そのキャラクターだけで、
「あ、こういう人いる・・・」
と思ってしまうわ。
で、そのカナシミが一番いい味出してるのよ・・・。
(カンシミは自分のことが好きじゃないという設定もなんかせつない)
感情の「こじれ方」も納得です。
そんなつもりじゃなかったのに、いろんな悪い連鎖が重なってくんだよね・・・
そうそう、主人公以外の頭の中のメンバーもおまけ程度に登場するのも、なかなかツボで。
もう一度見に行きたいくらいだなー。
でも、映画が上映されるまでの30分が長すぎるので注意。(ドリカムの曲は百歩譲っていいとしても、知らん家族の映像はいらんかった)
これから映画をみにいく人は、30分遅刻しても全然大丈夫だから☆
DVD出たら絶対買おうーっと。