ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

開催されないコミケのカタログが届きました

2020年04月13日 | サブカル・同人誌関係
中止になったけど、コミケのカタログを買いました。
お世話になったお礼も兼ねて
あと、前回C97の時はWebカタログ課金で、重い冊子を分冊というあれをしないで
スマホでカタログチェックをして、何気に21世紀を味わってみたんですが
なんだかな〜て感じだったというのもあります。

やっぱ紙だね。このツルツル紙。


サークル「田原坂46」は去年1月に活動始めて
夏コミのc96、冬のc97 と参加させていただきました。

それまでずっと引きこもって広告案件ばかりやっていたんですが
ほとんど自由に描けないこと、コミケの外にいる疎外感のようなものが重なり心労で…

これでは人生ちっとも面白くないとも思い同人誌活動を再開しました。
今のスタイルでやるのが楽だったのですが
それが最初から上手くできてたら辞めてないです。 不器用です。

「いりゅみなしおん」で、ネオロマ2次創作で以前は出ていたので
そっちで活動しようかとも思ったんですが、c95申し込みしたら落選したのもあり

いっそ投稿時代からやり直したいという気持ちや、
田原坂(西南戦争)に興味を持つきっかけになった、故郷の熊本のことや
まだやってみていないものにチャレンジした方が面白そうだというのもあって
オリジナルに本腰入れて、改めて申し込みをしたのでした。

大人になればなるほど、ゼロスタートは難しい、
やりたいならそれまでのキャリアが、人間関係が…
それが「一般常識」かもしれません。
でも結果的に言えば、「コミケ」は違っていました。
大人になってからの「ゼロスタート」を許してくれたというか。
リトライができる場所なんてそんなに無いかも。

自分にとって、本当は何が大事なのか
「これだよな」という答をくれました。
もし…「数」の力こそが全てであり、売れないなら描く資格が無いなら
きっとこのチャレンジは折れてしまって、できなかったかもしれません。


本当に自分で描きたいものをやる
それにたどり着くのは結構至難なのです。
才能にも強運にも人間関係にも恵まれた人は解らないかもしれないけど。
それが趣味であろうが仕事であろうが。
創作は自由なはずであるのに、なかなか自由になれない。

まず環境。その環境と場所は、必ずしもいつも、全ての人に平等に与えられたりはしないものです。
でも、1つずつ自分なりにクリアしていけるはずで。
多少時間はかかっても、途中抜けたりしても、続けて行けたら
そこに道はできるんでしょう。


以前はコミケがメインな活動をしていました。
コミケ合わせはメイン中のメインでしたし、
何を頑張るってコミケのほかにある?という位には。

でも、案外一度離れてみて良かったのかもという部分もあります。
一回離れて、また戻れた事で考え方が冷静に、少しラフになりました。
コミケは落選があるから、それらも含めて。


自由に創作したい。
どんなものにも縛られず、作品を完成させて読んでもらうことだけに
シンプルなものに絞りたい。
自分ではこう考えたという思いの自由を縛られたくはない。
アンタなんかやったって無駄よ、っていう心の声に怯えたくない。
そして、そのような思いで描かれた作品と多く出会いたい。


そういうのは情熱のもとになるわけで
これを失わないならば、続けていけるのかも?

とはいえ、大阪からは遠征であり、体力的にもしんどいので
新型コロナなんてもっての他。
コミケだけに限らず。

コミケがこの先落ち着いたらまた再開することを祈って
カタログチェックをしています。



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