ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

新型コロナと「オン専同人」の活動について正直なところ

2021年04月10日 | サブカル・同人誌関係
新型コロナ以降の同人誌印刷について色々読みました。
アンケートなどを見ると、やっぱりイベントの延期、中止で
本出す人は減っていると言う事です。緑陽社アンケートだと

この緑陽社アンケートは本当
オフ派からすりゃあ、「わかりみ」ってやつでして。

新型コロナでどうなるのか
1年は様子を見た感じでした。

業界を見渡すと、まずイベント主催側は「ハッシュタグ」つけて
Twitterで呟こう、PRをせよと言うものの(「#エアコミケ」とか)
う〜ん、すでに広告代理店ステマの嵐、プロも大勢のバトルロワイヤルの中で
どうしろと。
コミケ参加サークルさんは、今時は全てTwitterやっているのかというと
案外そうでもない。
「アカウントはあるけど」というのは、サークル.msがログイン「紐付け」をやってるからなのかも。

イベントがなくなり次の資金も苦しい所に、委託書店は「新刊出せ出せ」という感じでして、「とらのあな」さんなどは「印刷代は立て替えるから」
メロンブックスだと「新刊は置き放題です。天引き率下げるから」
という、やたら応援してくださる理由は…まあ、わかります。
ですが、うちは在庫を置く場所問題や、家に送る配送サービスにとらのあな便しか選べなかったり、でお願いした部分はあって
特に「委託書店のために新刊出さなきゃ」とは思っていなかったです。すいません。

違うんですよ…どなたかわかるだろうか。
この「そうじゃない感」。
委託書店や印刷所は経営(銭儲け)のために新刊出して欲しいんだろうけど
サークル側としては単に「遊び場」が欲しいんですよ…。


で、
いわゆる、ネットのみで活動する「オン専同人」なのですが
何せ、自分はその SNSというものの時代に育っていないせいか、
とにかくやっぱり慣れません。
「今時はSNSでやらなければ無意味」とすら言う人はいらっしゃいますが


私の場合は、まずあの「数の力」の可視化がダメです。
「他人が大絶賛で褒められまくっているのに自分ときた日にゃ」
みたいに感じてしまえば、どんどんモチベーションが下がってしまいます。
かと言って、モチベーションのために「いいね」目的になれば
それはそれで本来やりたかった事とはズレていくので、
そんな事を追えば追うだけ、虚無感に苛まれる。

そう朝から晩までマメにTL追って絡めるほどの器用さも無くて。
そこで育ってはいない以上、ノウハウも感覚も空気も違うのだろうと。
いわば「外国」なのです。

オンはオンです。そして、そのメリットもわかっているので否定はしません。
地方に住んでおられる方ともやりとりができる、
また、関西在住の自分からすれば、確かに旅費はいらない。


が、自分にはやっぱりそれを完璧に使いこなすには厳しいかも。

おそらく、「オン専」ではなく
元々、構造が違うオフラインでやっていた方専用の
ツールが必要なのだと思います。
「広告」「SNS的価値観/数値のステータス/検索ヒット」といったものと無関係で、特定の日でやりとりできるもの。


まあ、普通に新型コロナが落ち着けば
それでいいんだけどね。


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