ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

夏コミ新刊進捗状況

2019年06月27日 | サブカル・同人誌関係
表紙→線画トレス終わり
本文→ネーム終わり(下書き1)

ポスターは関西コミティアのと
コミケ用は別です。

今回の「雲よ、伝へて!」
3冊目は、宮崎八郎と熊本協同隊ですんで、ルソーを避けることはできませんでした。

私自身はルソーは好きかというと
「近代では全くルソーを受け入れないと逆に生きづらいが、時折疑問が生じる」
で、嫌いと言い切れない魅力もありながら、現実を見ると、
八郎のように傾倒できないです。

でも、きっと傾倒してしまっていたら
主人公は飛高でなく、八郎だったかもなあ。

ところで、この話の舞台である
1877年は、まだカール・マルクスは一般的に全然認知ないです。
なんせ最初に翻訳されるのは、この約20年後ですので。
八郎の弟は共産主義に飛びつくんだけど。(そもそも社会主義と共産主義は似て非なるんだが)

でもとりあえずここでは1877年まだ序盤の彼ら。
イデオロギー云々より、人として何を選べばいいのか、あたりでいいんで
何より
同人誌らしい小品であろうと思います。
「ベルサイユのばら」のようなダイナミックな革命英雄を描くのは、ぶっちゃけ自分には向いてないなと思ったんで
まあ、自分らしいストーリーになっているんではないかというかんじです。



この物語では
飛高の上司、編集長をどのあたりに置くかって事で
最初、福地さん…もちょっと考えたんですが
色々考えて
編集長は土佐出身、元板垣退助の部下(迅衝隊ザコはいっぱいいたんで)

「土佐の元ヤンキー」wあたりの位置にしました。
編集長の昔の話もぼちぼち描きたいな。


何が正しいのか
何があったのか
どうするのか
多少、場当たりでも行動する
考える、物申してみる

明治ってアクティブ。
って、
それは簡単ではない、まさに奮戦なのですが

描いてて楽しいキャラクター達だなあ~と思ってます。


漫画で他の方の広告していながら
自分の漫画の広告は超苦手なのですけど
よろしければぜひ
読んでやってください。
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