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文豪 谷崎潤一郎旧邸「椅松庵」へ

2016年12月24日 | その他

 今年の3月から改修工事の為休館となっていましたが、今日12月24日(土)から施設の通常開館(土日のみ)となりました。

 改修工事は来年(H29)2月までの予定でしたが、早くなって嬉しく思います(前をよく通るので改修工事事態は11月中には完了していました)。

 徒歩で5~6分あれば椅松庵へ行けるので開館の10時になってから出かけました。

門をくぐると左に庭園へと繋がります。

玄関です、外観は全然変わっていません。たぶん内装の改修工事だったのでしょうね。

私が入館したのは、そもそも10年も前の事でしたか曖昧です。

 

1階の洋風応接間。

当時使われていた間接照明(復元)。

出入り口の門が応接間から見えます。

庭園もこの様に。

暖炉と ドアにはステンドグラス。

応接間の隣は洋風の食堂。

食堂のテーブルと椅子1脚(左)は実際使用されたもの。

この1脚以外は復元されています。

1階奥の4.5畳和室。



4.5畳の縁側からの庭園。




台所横の風呂場と勝手口。

2階へ上がります。


2階の8畳間


欄間仕様小窓は軒下で雨でも開けられそう。




北側にも小窓があり夏は風通しが良かったようですね。

2階の6畳間からの庭園。

6畳間には沢山の史料が展示されていて、立ち退き騒動の事が書いてあります。

 2階奥の4.5畳間



2階の4.5畳間縁側からの庭園




一番西側の窓。各部屋にベランダがあります。

縁側の欄間

 欄間障子を開けた時。

庭園から。

 



昔は無かった様に思います。

西側(住吉川と反対側)へ出れるようになっています。

北側から撮って見ました。


南側から。

 

谷崎は昭和11年11月に椅松庵(住吉 反高林)に借家として7年間(昭和18年11月まで)居住します。

【参照】谷崎潤一郎が阪神間に永住した21年間の足跡を辿る自転車ポタサイ

 

家主から明け渡しの要請で、昭和18年11月に住吉川を挟んだ向う側の魚崎に転居をせざるをえませんでした。

 谷崎も明け渡しの要請からなかなか退こうとしなかった事から、ず~っと椅松庵に住みたかった事が窺えます。

 

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