因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

シス・カンパニー公演『近松心中物語』

2018-02-07 | 舞台
*秋元松代(Wikipedia)作 いのうえひでのり演出 公式サイトはこちら 新国立劇場中劇場 2月18日まで  本作の初演(1979年)から今日までの経緯は、公演パンフレット扉のページに詳しい。蜷川幸雄演出作品としての書き下ろしであり、「近松の心中物を新しい観点から劇化したい」という東宝の依頼を受け、まずは秋元自身が最も好きだという『冥途の飛脚』を選び、遊女梅川と商家の養子忠兵衛の悲恋を縦糸と . . . 本文を読む
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