因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

演劇集団円公演『ピローマン』

2022-03-17 | 舞台
*マーティン・マクドナー作 小川絵梨子翻訳 寺十吾演出 公式サイトはこちら 俳優座劇場 21日終了 本作の観劇は、2013年春の名取事務所公演、2018年暮のTriglav公演に続いて3度めになる。前者では寺十吾が主人公のカトゥリアンを演じていることなど、マクドナーという劇作家、『ピローマン』という作品の磁力を感じる。人間の持つ暴力性や残虐性、憎悪感情など負の部分を容赦なく徹底的に見せるのだが、傷 . . . 本文を読む
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