劇作家14人のみが所属する「劇団劇作家」の旗揚げ公演。3日で終了。8本の作品を6日間で2回ずつ上演し、演出は劇団フライングステージの関根信一、演劇集団円の山本健翔、平日の公演にはアフタートークがあり、ゲストは別役実、横内謙介、永井愛、渡辺えり子という盛りだくさんの企画である。当日パンフレットも充実して読み応えあり。その中に代表の篠原久美子と永井愛の対談も掲載されており、篠原が「私達の劇団は、劇作家のプレゼンテーションの場と同時に、劇作家同士の研鑽の場としている」と述べている。カンパニーの在り方についての考えが明確であること、劇作家を育てたい、よい舞台を届けたいという心意気が強く伝わってくる。俳優陣は扉座や青年劇場、東宝現代劇などさまざまなところからの参加で、一人の俳優が複数の作品に出演しており、演じる側としてもやりがいがあったことだろう。自分は千秋楽の『円山町幻花』(作・演出 三井快)しか行けなかったのが大変残念だ。
客席の年齢層が幅広いことに驚く。さらに全公演が「満員御礼」だったのだそうだ。地道な試みに共感する人、興味を抱く人、支援する人がこれだけいるということは、多くの人が「もっとおもしろい芝居をみたい」と願っていることの証ではないか。
自分のことを言えば、観劇本数が増えることに反比例して、戯曲を読む機会が実のところ減っているのである。単純に時間が足りないのであるが、ここはやはり頑張っていろいろな戯曲を読みたい。まずは素直に読み、様子を思い描いてみる。ここでは思い切り自由に。実際の舞台では「読み」の段階で考えたことやイメージに囚われず、言葉がどう変化しているかを感じ取ることについて鋭敏でありたいと思う。もっともっと戯曲を読みたい!
客席の年齢層が幅広いことに驚く。さらに全公演が「満員御礼」だったのだそうだ。地道な試みに共感する人、興味を抱く人、支援する人がこれだけいるということは、多くの人が「もっとおもしろい芝居をみたい」と願っていることの証ではないか。
自分のことを言えば、観劇本数が増えることに反比例して、戯曲を読む機会が実のところ減っているのである。単純に時間が足りないのであるが、ここはやはり頑張っていろいろな戯曲を読みたい。まずは素直に読み、様子を思い描いてみる。ここでは思い切り自由に。実際の舞台では「読み」の段階で考えたことやイメージに囚われず、言葉がどう変化しているかを感じ取ることについて鋭敏でありたいと思う。もっともっと戯曲を読みたい!
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