*高木登作 寺十吾演出 公式サイトはこちら 下北沢・駅前劇場 24日で終了 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12) 「汚せ」は、「けがせ」と読む。すでにじゅうぶん汚れているはずの悪魔を汚せとはどういうことか、誰が誰に向かって命じているのか。2011年夏第3回公演『昆虫系【改訂版】』以来、高木登が演出に寺十吾を迎えて客席に問う衝撃作である。
大手製薬会社を創立した美樹本一族が . . . 本文を読む
*大森匂子(わこ)作 森さゆ里(文学座)演出 公式サイトはこちら (1,2,3,4,5,6,7,8) スペース雑遊 11日で終了 劇作家だけで構成されたカンパニーが、結成から10周年を迎えた。代表の篠原久美子は旗揚げ当初から、「合評は他者を尊敬して行い、程よい嫉妬を持ちつつ、仲間の成功のために尽くし合える集団でありたい」と内外に話していたとのこと(公演チラシ挨拶文より)。この「劇読み!」シリーズに . . . 本文を読む
*屋代秀樹(日本のラジオ)作 (1,2,3,4,5) 石黒麻衣(劇団普通)演出 公式サイトはこちら ギャラリーしあん 15日で終了 先日『ゼロゼロゼロ』を観劇したばかりの屋代秀樹作品を見に行く。今回の『クノセカイ』は、「結構昔に頼まれて書き下ろしたのですが、なんだかんだで結局上演してもらえなかった戯曲」(劇団ブログより)とのことで、こちらで無料公開されている。戯曲は読みたし、けれど観劇の印象を先に . . . 本文を読む
*唐十郎作 久保井研+唐十郎演出 公式サイトはこちら(1,2) まずは番外編というか、予告編をお届けいたします。舞台についての本編は後日改めて。 1982年、下北沢の本多劇場の杮落しとして書き下ろされた作品が、98年の改訂版で上演される。先月に大阪は南天満公園で幕を開け、大いに気炎を上げて新宿・花園神社の上演がはじまった。このあと長野市城山公演ふれあい広場、東京の雑司ヶ谷・鬼子母神、 . . . 本文を読む
予約に出遅れて見逃したり、観劇ではないが時間をまちがえたり、どうしても行けそうにない公演があったり、月初からいろいろ番狂わせが続いている。要注意ですぞ。*劇団劇作家 『劇読み!vol.6』 (1,2,3,4,5,6,7,8) いろいろ迷っているうちに、見たいと思っていた演目が次々満席に。ゴールデンウィーク明け、大森匂子の『花と爆弾』をやっと1本。大森の前回上演作品の『みすゞかる』は、ほんとうに清 . . . 本文を読む