田舎都会からの便り

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長寿と味噌汁

2007年03月11日 06時35分13秒 | その他

 

  天気予報「当たり」。荒れた天候。

こういうときこそ、予報がハズレてほしいですね。 

  
  「味噌汁」が海外から注目を集めています。  

日本は長寿国。「味噌汁」が一因ではと思われているらしい。

  味噌の起源は古代中国の、「」という説がある。

獣や魚の肉をつぶし、塩と酒を混ぜて壷に漬け込んで熟成させたもの。

          
  昨年夏、中国の大連市郊外にある創業15年の味噌工場を見学した。

日本人社長の話では、日本でつくる味噌の味では売れないらしい。

中国人が好む味を研究し販売、売り上げは伸びているという。

しかし、食文化、味文化の違いには戸惑うという。

   写真黄色のシャツが松井社長   

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 世界から注目される味噌汁。日本の食卓離れが進んでいる。

ここ数年の出荷数量は毎年減少。

考えられる原因は、専業主婦が減り調理に時間がかかること。

でもアンケートでは、「味噌汁は大好き」が圧倒的。

         地元大豆使用の手作り味噌   


 私が味噌汁を食べるようになったのは、つい最近です。

原因は、小さい頃の味噌アレルギー。

わが家では毎年、父が大好きの手作り味噌を作ってきた。

大きな鉄釜で大豆を煮て、それをつぶし、木樽に漬け込み、熟成させたもの。

熟成樽を置いている漬物小屋に行くと、かぶれた匂いや汚いイメージが嫌だった。

それと、味噌汁に麹の白い粒が残り、これも嫌だった。

だから、買い味噌は大好きだったが、わが家の食卓に上がることはなかった。


 味噌汁には、大豆胚芽に含まれる「イソフラボン」が入っているという。

これが、骨粗しょう症・更年期障害・乳がん・前立腺がん・肺がん・などなど

多くのがんの予防に、有効性が期待されている。


 国際的に、日本人が長寿の一因は「味噌汁」と言われている。

「食と健康」を考える時、「味噌汁」の食文化を忘れてはならないなあ。

                                                                                                                           飛騨高山市 伝統の「赤みそ」醸造販売所 

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