田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

路面電車

2007年03月10日 06時29分42秒 | その他

 

 今朝は準快晴。地温が高く積もっている雪もすぐ融けそう。

 雪が積もったので、函館山4合目にあるシマリスの棲みかの状況を見に行った。

隠れ家としている石垣の周りは雪が積もり、冬に逆戻り。

当分は、仮冬眠を余儀なくされる。自然には勝てないなあ。


 昨年の8月、中国の大連市に初めて行った。

そこで目にしたのは「路面電車」。

車体は地味な色。それが重厚感・安心感を与えている。

大連のラッシュ時は、自動車が溢れ大渋滞。

ゆうゆうと走り去る「路面電車」は、頼もしく見えた。

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 こういう光景を目の当たりにすると、「路面電車」のありがたさを感じる。

私も高校通学で3年間お世話になった。

函館市電が走っていることは、当たり前のことと思い

「感謝」を忘れていることに気付いた。 

              


 全国の都市では、あちこちで路面電車が走っている。

観光客も、ゆったりした旅を好む指向が強くなり、人気も上昇しているのでは。


 函館市電が走り出したのは大正2年。北海道初の歴史を持つ。

初乗り200円。最高でも250円の安い料金はうれしい。


 最近ヒマなので函館市内を散策する機会が増えた。

電車のカラフルな姿は、楽しい気分をプレゼントしてくれる。

 私の大好きな一曲、中島みゆきの「化粧」。

「化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも 

きれいになりたい ・・・・・」。

電車も、車体を化粧してくれることに感謝していることでしょう。

広告デザインの担当者は、アートデザナーの気持ちで頑張ってほしい。


 そんな中、職員の頑張りが電車から伝わってきます。

低床式バリアフリーの環境と人に優しい「低床電車」の導入。

    箱館ハイカラ号(写真) 

 貸切カラオケ電車で大宴会。冷蔵庫完備。カラオケ3万曲。

10km以上走行、2時間、これで24,000円也。

 
  公共的サービスのため、独立採算制を望むのは困難。

市民や観光客の利用と活用が、行政に「路面電車」経営の勇気を与える。

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