午前0時 暴風雪
隣は円通寺 その除夜の鐘もかき消されそう
あけましておめでとうございます
縁起物の年越し蕎麦
除夜の鐘を聞きながら食べたでしょうか
大晦日の豪華なご馳走を食べた後
別腹にいただく蕎麦は格別です
旨い蕎麦を食べて 人生をうま~く生きる
今年も 細く長~~い幸せが待っている
蕎麦酔夢そばすいむ91
「ふる里の味 蕎麦」
ここ数年 そばの消費が伸び悩みだという
景気低迷による所得減少 激安弁当など
さまざまなことが複雑に絡み合い 消費を落ち込ませているのでしょう
篩にかける この作業は手抜きできない
粉にガラス破片などが入っていたら大変なことになります
昔から栄養価低く健康食と言われ
庶民の味 そして 庶民を応援する安価でした
最近はそば粉の値段が上がり もりそばの値段も結構高くなった
このままでは 庶民の味返上の心配があるなあ
そば粉は最初に水を少し入れ 粉と粉とを喧嘩させる
できるだけ粉と粉が結合しないようにさせるためです
加水が多くなると 写真のように友達になる
大晦日のふるまい年越し蕎麦
若い時は1.5kgを13回打っても疲れなかった
今年は6回打ったが 腰が疲れた
手打ちそば屋さんは体力が勝負ということを教えられる
写真は1.5kgプラス水0.75cc
のし棒を3本使うと 僅かなスペースで打てる
つなぎを使わないので ふちはギザギザ
小間板の高さにより 太くも細くもなる
写真の小間板は マッチ棒の太さまでOK
アンカラエクスプレス
ヨーロッパとアジアを結ぶオリエント急行
1883年開業の豪華夜行列車は 走るホテルともてはやされた
コンスタンチノープルとイスタンプールを結ぶ3000kmの旅
人も乗せたが 政治的・経済的思惑も乗せたという
この偉大な歴史も時代の流れに勝てず
完全廃止の終止符が打たれた
このオリエンタル急行によせた思いを感じたいと思い 乗車体験した
写真は トルコの首都アンカラの駅
待合室 天井が高く重厚な造り
駅構内の食堂
ホームは広く 大理石の床はピッカピカ
乗車するには 保安検査が必要
中近東の紛争地が近隣国にあり テロ防止なのでしょう
いやな気分になる検査だが
列車テロ事故が頻発傾向にあり やむを得ないなあ
線路は広軌 走行の安定感がありそう
乗る列車は トルコ国鉄・アンカラエクスプレス1等寝台
始発はハレケット駅 この駅出発は22時30分
発車すると車掌がやってきてベットメイクサービスをする
枕チップが必要
タオル・石鹸付きの洗面台
冷蔵庫には サービスのチョコレート・クラッカー・ジュース・お茶
食堂車は深夜0時まで営業 メニューの料理は庶民的値段
朝食は完全予約制 写真は朝5時30分
30分刻みで摂食時間が決められ 遅れると食べ損ねる
スピードが遅いため列車の揺れが少なく食事は快適
駅は人件費節減の自動改札
アジアとヨーローッパの架け橋の都市 イスタンプール到着
8時間30分着のはずが 10時間10分到着
遅れる案内もなく 乗客が文句を言うようなこともない
列車は遅れるもの という認識なのでしょう
せっかちな日本人には不思議な慣習に思えます
到着した駅は トルコ国鉄・ターミナル駅「ハイダルパシャ駅」
イスタンプールはアジアとヨーロッパ両方に位置し 人口約1100万人
1500年の歴史を持ち オスマン帝国時代の栄華を語り継ぐ都市です
機会を見て紹介を予定しています