田舎都会からの便り

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古部稲荷神社・門払い

2016年09月05日 03時15分13秒 | その他

古部稲荷神社門払い

函館市南茅部地区・南茅部漁協木直支所 古部漁港 

海の仕事場は 生死と隣り合わせ

古部稲荷神社は 心の拠り処

  

神社は漁港を見下ろす高台

台風で海に仕掛けた網などが 被災

祭りを盛り上げるお神輿は 急遽中止となった 

 

家内安全 獅子に託す 

門払い行列の先頭は 消防団の持つトビ道具

「足りない また貰って来い」と言ってるのかどうかわからないが

同じ家から数回貰えることも あり

家族の少ない家は 祭りの手伝いの出ると 無人

そういう家は 道端に置いてあります

少ない 見物人が・・・・・

少子高齢時代は 祭りも寂しい光景に映ります

でも そんなことは気にせず 伝統を継続させるのが 日本の習慣

笛と太鼓と鐘が 祭りを引き立てる

滝音は 元気

一見 七夕飾り? 

足腰の弱る後期高齢化者 不安集落

普段の生活の中で 対応訓練をしているのでしょう

祭りへの浄財者 一覧表

 

屋号が通用

行雲流水     台風と古部稲荷神社祭典

北海道函館市噴火湾沿い 古部漁港

1日~3日は古部稲荷神社の祭典でした

先日漁港に行った時 「3日はお神輿が出て賑やかだよ」 と漁師の若者が教えてくれました

朝6時 わが家を出発し 漁港に到着したのが7時30分

鹿部経由は台風被害で通行止めだったので 川汲峠を利用して車を走らせました 

 

 古部地区は山沿いに張り付くこじんまりした集落です

 

道が狭く 坂が多い

住民は 「子供の頃から足腰が鍛えられる生活をしている」と高齢者が教えてくれました

 

祭りの飾りは賑やかですが 歩いてみたら「何となく 何かが足りない」 そんな感じを受けました

住民の方にお神輿のことを訪ねたら・・・・・

台風で海の施設が壊され その処理が大変なんだそう

このためお神輿を担いでくれる人が集まらず 中止ということでした

台風は いろんなことに波及することを 改めて教えられました

古部地区は 街の中に滝のある集落です

滝のあることを知らないで通過する車がほとんどでしょう

3日はお神輿は中止になりましたが 門払い行列は各戸を回りました

その様子の写真記録は下記をご覧下さい

 興味のある方は ご覧下さい

 古部稲荷神社門払い

律儀 

門払いの来るのを がまん強く待つ女性

生活の拠り処となる生活慣習を守ることが伝わってきます

「困った時の神頼み」 私も数えきれないほどお世話になっています

 


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