フォト・・・ふるさとの秋 檜沢
行雲流水 御嶽山&噴火3周年
日本百名山 標高3067m御嶽山
2014年9月27日 午前11時52分噴火
写真は数日後20kmほど離れた乗鞍岳から撮りました
3年前登山に出かけましたが 小樽発のフェリーが日本海を航行中に噴火
その噴火のニュースをフェリーのテレビで観ました
フェリーで知り合った登山の大ベテランDさんが 「次に噴火しそうなのが 焼岳・乗鞍岳だよ・・・」と教えてくれました
それで その二つを登ってきました
今回その焼岳も再訪問しました
多くの犠牲者を出した御嶽山噴火
いつの日か登り 犠牲者に手を合わせたいと思っていました
登山日を噴火から3周年の2017年9月27日にしました
前日26日に登った木曽駒ヶ岳からは御嶽山がハッキリ見え 噴煙も二本立ち上っているのも眺められました
木曽駒ヶ岳から眺望
御嶽山登山道は5コースあるそう
私は犠牲者が多く出た「王滝登山道」を選びました
このコースは登山規制が厳しいらしく 登山者の車中泊は私たちだけで 広~~~い駐車場 独り占めでした
3周年という区切りの日 NHKが全国中継の準備をしてました
登山道開門 午前7時
右上が御嶽剣ヶ峯山荘 この下辺りまでしか登れませんでした
9合目 ここから先は入山禁止でした
登った写真記録を明日から連載で紹介します
過去記事
行雲流水 火山噴火と自己責任
雌阿寒岳から眺めた阿寒富士と火口
晴れてると 眺めが気分爽快にさせてくれます
でも最近不安な事が・・・・・
噴火警報のレベルが上がり 登山制限がされたりします
昨年は解除されたので登ることができました
今年も制限がされなければ 登りたいなあ
御嶽山は途中まで下見してきました
いざ登らん 勇んで出かけたらフェリー乗船中に火山爆発のニュースが流れました
写真は 乗鞍岳から撮った御嶽山の噴煙です
火山活動が落ち着いたようなので 今年こそは登り 犠牲者を弔いたいと思っています
活火山に登る時 私は「自己責任」を大事にしています
家内にも 子供たちにも どんな理由があろうとも「自己責任」を伝えています
「自己責任」だと 楽な気分で登れる私です
御岳山が噴火した時 登山のベテランが教えてくれました
「噴火しそうな上位ランクは焼岳だよ 規制されていない今のうちに登った方がいいよ」
というわけで代替で登ったのが焼岳です
下記はその写真記録です
過去記事 北アルプス焼岳・抜粋2014・10・2
長野と岐阜の県境・「噴煙をたなびかせるアルプスの香炉」
乗鞍火山帯の活火山・標高2444.3m焼岳北峰
標高2455.4m南峰は 登山禁止
山頂付近は噴煙を上げている
御嶽山のことが どうしても頭に浮かぶ
専門家のお話によれば
噴火した時はどう逃げるか 常に頭に描いておくと
咄嗟の判断がし易いとは言うが・・・
余談ですが 桜島を歩くと噴火した時の逃げ場が整備されていることに驚かされます
噴火と共生することに努力されていることが伝わってきます
そして噴火の時は「安全な場所に逃げるが勝ち」を教えられます
有村溶岩展望所
鹿児島県桜島 有村溶岩展望所
1914年・大正大噴火は 1ケ月にわたり頻繁に爆発し
32億トン(東京ドーム1600個相当)の溶岩を噴出させ
8つの集落を埋め尽くしたという
地中から湧き出した溶岩の塊がゴロゴロしている
溶岩の遊歩道1kmを歩くと 噴火の怖さが伝わってくる
桜島の山頂は雲隠れしているが
大正の大噴火は この地域にあった温泉宿などを
溶岩で埋め尽くしてしまった
降灰の回数は 昨年500回を超え
今年もすでに340回を超えたという
観光客などのために配慮された避難場所は
「噴火したらどうしよう」 という不安を感じさせる
公衆電話ボックス 石が降ってきても大丈夫の頑丈さ
万が一爆発した場合でも 緊急通話ができそう
郵便ポストも 強い柱に守られている
車中泊 車中泊まとめ Kizasi.jp「車中泊」