更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです
行雲流水 摩周岳③2011年7月27日
北海道弟子屈(てしかが)町 標高858m 摩周岳
「霧にだかれて しずかに眠る 星も見えない 湖にひとり・・・」
布施明の「霧の摩周湖」は大ヒット曲
摩周湖を見下ろす高原地帯を「風衝草原」呼ぶらしい
湖面から吹き上げる強い風が 笹や樹木の生育にストップをかけているという
AM 6:51
まもなく山頂
切り立った絶壁を見ると登山を躊躇する
ところがいざ登ってみると ハイキング気分で楽~に登れる山です
M 6:52
湖面の高さ標高351m 水深は最大212m
かつて透明度41.6mの世界記録を誇った湖は
最近20~32mほどまで下降しているという
山頂到着 登山口から2時間27分
山頂の真下は大火口
直径1.5km 深さ250m 底部はエゾマツの原生林だそう
下がると 死に目に合うほどの登りが待っているらしい
第一展望台方向
西別岳
アイヌ語で「カムイヌプリ」と呼ばれ 神の山という意味の摩周岳
オドロキ オドロキ 山頂はお花畑だった
神秘的な摩周湖を面前に咲くイワギキョウなどの花は 凛とした美しさを振舞う
自然の厳しさに負けてなるものか という気概を感じさせてくれる
高地の花には二宮尊徳の「雨ニモマケズ」が似合いそう
雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず
いつも静かに笑っている
イワブクロ
素晴らしい景色を眺められるが 登山者は以外に少ないよう
低山や長い尾根歩きが敬遠される理由なのでしょうか
天気が上々なのに 出会ったのは2人
かつて大ヒットしたブルー・コメッツの「ブルーシャトー」の一節
「もりといずみにかこまれて しずかに眠る ブルー ブルー シャトー 」
摩周湖も周囲が原生林に囲まれている
このまま このまま 姿を変えることなく時を刻んでほしい