上の写真は去年の今頃の光景です
行雲流水 寒のり
「寒のり」最盛期
しかし特産地に行くと 不作の話ばかりを耳にします
素人目ですが 海水温などの変化が状況を一変させているように映ります
寒の時期になると 子供の頃食べた厚い「板のり」を思い出します
のりおにぎりに醤油をつけ ストーブの上で焼くと 至福の香りが辺り一面に広がりました
その当時は 板のりの価格も安かった
私は「のり」大好き人間
一日三食 のりが友達です
でも 岩のりを使った板のりは 高価で・・・・・・
先日新聞広告で載った大判の板のりが1万円ほどの価格でした
先日松前町で開催された岩のりフェアでは 小判・5枚で2700円
自然にお願いをしたい
岩のりが昔のようにたくさん採れる岩場に戻してほしい
北斗市茂辺地 養殖場
過去記事
私の小中学生の時代は学校給食がなく 自家製弁当
その弁当の寒海苔の味は 美味しくて今でも覚えている
先日 お世話になってる人から
戸井産の手づくり海苔をたくさんいただいた
山登りの昼食おにぎりに使ったら
昔の美味しさを思い出させてくれた
そこで 手づくり海苔の函館市・旧戸井町に見学に出かけた
残念 名人はスダレを洗っていた
摘みとり適期は 終わってた
厳寒の中 岩ノリを摘み
そして真水で洗い
小石や貝を除去する作業は 大変らしい
包丁とまな板も必需品らしい
見ず知らずの家に飛び込み見学でしたが
優しい応対 その上寒海苔・生ワカメなどを沢山頂戴しました
見ず知らずの人に そして名前も聞かず 「もってけプレゼント」には恐縮至極でした
過去記事 板のり
のり大好き人間の物見遊山の話です
勇んで天然岩のり摘み見学のため松前町岩谷(いわや)に車を飛ばした
朝7時間30分から岩場で摘み取りが始まるという情報なので 朝6時に出発した
冬道はわが家から2時間かかった
結果は 「張り切りすぎて ムダ骨折る」 だった
岩場に近づくにつれ天候悪化 ということで摘み取り中止
漁師さんの浜言葉は怖いイメージを受けるが 心は優しいね
ご主人が78才のご夫妻は 突然の訪問を大歓迎してくれ コーヒーのサービスまでしてくれました
田舎の人情に寒さも吹っ飛びました
「のま」というすだれで乾燥させる黒のり
子供の頃は黒のりで包んだおにぎりが定番だったが 今は高級品で手も足も出ない
高品質の寒のりは 早い潮流や荒い波が作り出すという
胴付合羽と防寒着でバッチシ寒さ対策をしての収穫作業は 過酷な仕事
収穫してからも 砂や石を除去する手間も相当かかるという
10枚で〇千〇百円 価格に納得です
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