田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

やすらぎの家

2007年03月08日 11時10分03秒 | その他

 

 今日は「ボタ雪」、見る見るうちに雪が積もっていく。
春到来の気分もブチ壊す天候だが、自然には勝てないしなぁ~。

午前9時からは曇、そして午後からは晴れの予報。
だが、自然と予報のミスマッチの日となりそうですね。

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  仲間と楽しく過ごせる場となっている「やすらぎの家」は、北斗市一本木にある。

  2000年6月25日にオープンし、現在18歳~46歳までの20人の知的障害者などが利用している。

資金やボランティアなどの応援協力者は100人を超えるという。

 施設は、築50年以上経つ農家住宅を活用して運営。

道教育大付属養護学校で教鞭を取った高坂りゅう子さんが代表世話役。

 週末の土曜・日曜になれば、障害者やボランティアの応援者が集まり賑わう。

  知的障害者は養護学校を卒業すると、「社会に出て自立」、「家庭の手伝い」、「施設に入所」、「専門学校進学」など、さまざまな道を歩み出す。

 しかし、養護学校を卒業しても、食べること、働くこと、話すことなど 、社会に出て自立できる基礎ができていない障害者も多いという。

 そういう障害者を迎い入れるのが、やすらぎの家の目的なんですね。

 自閉症など、話すことが苦手な仲間が集まり、おしゃべりをしたり、農作業をしたりなどして悩みを解消させることの手助け、だれかがやってあげなければならない現状です。

  家の中には、囲炉裏があり、畳の間があり、洋式テーブルと椅子もある。書籍、古道具、食器などなど、善意の寄贈品で溢れている。昨日訪問した時は、寄贈された立派なおひな様が飾られていた。

  楽しく過ごせる場として「やすらぎの家」は頑張っているが、大きな悩みもあるという。それは、社会に出された障害者の働く場がほとんどないことだという。
光を当ててくれる企業が増えてほしいと思います。

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  「やすらぎの家」 パンフレット 

 「やすらぎの家」はいつでも誰でも自由に来て施設、設備を利用でき、自分の能力を発揮できる家です。退屈な方、時間のある方は、自分の持っている能力や知恵をもっといかして人生を楽しく生きませんか。

 グループでも一人でも、まったく自由に使えるそんな空間を持った家です。自分の別荘のつもりでお使いください。

 毎週日曜日には養護学校卒業生が来て、自分たちが育てた畑の農作物を使って昼食を作って食べます。

テーブルのセッテングなど準備も自分たちで行います。

食事をしながら次回の献立や最近の話題など話し合い、楽しいコミュニケーションの場となっています

また、温泉やパークゴルフ、音楽会などにも年間数回でかけています。

 「やすらぎの家」は北斗市一本木にあります。

農業を営む丹内辰雄様のご好意で一軒家をお借りして開設しました。

50年以上前に建てた古い家ですが、昔ながらの懐かしい造りになっていてゆったりくつろぐことができます。

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