田舎都会からの便り

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稲刈り

2012年09月21日 03時02分27秒 | 農業の話

      田舎都会通信

 

稲刈り

コンバインの豪快な刈り取り音が響く

大野平野は 稲刈り最盛期

作付け品種の主役は 人気の「ふっくりんこ」

倒伏すると 昔は手で立ち上がらせる難儀な作業だった

今はコンバインが バリバリバリ 難なく刈り取ってくれる

良く働く機械ですが 悩みもありそう

高額な値段のコンバインの働く日数は ほんの数日

一年中倉庫で高いびきです 

農家の作業の歴史は 手作業

昔は 手で刈り取り ハセ掛けしての天日干しでした

今は機械が何役もこなし 農家の仕事は楽になった

稲わら 昔は貴重だった

堆肥 家畜の敷きわら 畳 ムシロ 縄 わらじ 納豆の筒・・・

生活に無くてはならない用品に活用された

今は 機械のお尻から切り刻んだ状態で田んぼに敷かれる

籾タンクが満杯になれば 運搬車に積み込む

昔と違い 農家の力仕事は激減した

新米は店頭に並び始めました

春先の天候不順の心配は 夏の猛暑が吹き飛ばしてくれたよう

すでに出荷された米の状況からすると 今年は高品質らしい

一人三役

過去の稲刈りは 鎌を手にしての一家総出の仕事だった

今は運搬機に積んできて 刈り取ることも 籾を運搬することも やろうと思えば一人で対応できます

お金の威力を感じます 

今年は天候に恵まれた

心配した台風はゼロでした

農家の一年に一回の労作は 「豊年満作」になりそう

嬉しい心配は 税務署への豊作申告かな 

農業人口が激減した今 

主食の米を生産できる農地が守られているのは 農業機械のお陰です

将来は ロボットが農作業の主役になるのでしょう


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