オロフレ山・花観散策2014・6・29
北海道胆振地方 標高1230.8mオロフレ山
登別温泉から車でオロフレ峠を目指すと
荒々しい岩山が出迎えてくれます
水墨画のような光景から冬の厳しさも伝わってきます
山野草は こういう山が大好きのよう
登山口は旧オロフレ峠・大観望の場所
車を走らせた道路が眼下に見える
道路は数日前に夜間通行止めが解除されたばかりでした
登山口駐車場は約1000mの高所
山頂との標高差は約300mなので
散策気分で花観ができます
入林届の箱は まだ未設置でした
今年は雪解けが早く
山野草は早めの開花
去年の記録です 興味のある方はご覧下さい
花の開花状況は
登別温泉街にある自然財団に問い合わせるのが一番
オロフレ山を夏山登山ガイドで見ると
登り1時間30分 下り1時間 標高差300m
初級者向きの山のようです
14:15
花が咲く時 蝶が飛ぶ 蝶が死ぬ時 花が散る
春を競って あでやかに どちらも どちらも 命を賭ける
森進一さんの「花と蝶」の歌詞は 当を得ているなあ
コイワカガミ
標高差300mなので簡単に登れそうに思うが
そうはとんやが・・・おろさない
登り下りの多いこと多いこと
14:35
羅漢岩辺りでが ガスって見通せない
下に見える登山道まで 一気に下ります
14:37
14:42
登山道から岩場を眺めたり 下を恐々覗き込んだり
結構首が疲れる
14:45
雪どけが遅かったのでしょう
シラネアオイやハクサンチドリも咲いてました
小岩峰の石柱を眺めながら 前進
山は 晴れたり 曇ったり
人生の歩みに似ている気象です
花道が間断なく続き
疲れも半減
そんな気分にさせられる
14:57
シラネアオイを見ながら 前進
15:00
凛として咲く ミヤマエンレイソウ
ネオンのような華やかさに映る ヨツバシオガマ
花の咲く道には 辛いこともあります
要注意は 虫刺されですが 付きまとわれたら・・・
虫も降参・退散する効目ある商品 発売期待
カラマツソウの向こうは 山頂
15:12
ハクサンチドリ
15:16
あれが山頂だなあと喜んで登っても
まだまだ奥ということが多い
あれが山頂かな
ハラハラドキドキしながら前進
つまみ食いしたくなる 真っ赤
振り返る
少し邪魔なものが消えてきた
うっすらと見える オロフレ峠登山口駐車場
15:18
15:20
岩場 苦にせず
花は可憐だが 土根性があるなあ
ここを超えたなら・・・何回も何回も
山頂は 顔見せず
今度こそ山頂か・・・
まだ 先のよう
今度こそ 山頂か
ようやく 山頂到着 登り1時間15分
晴れていると 洞爺湖や徳舜瞥山などが眺望できるというが
この日は残念賞を引いてしまいました
15:30
先着の女性は
万が一のことを考えて テントなども持参しているという
細心の心構えに感心しました
下山 15:35
下り始めて約30分
16:08
16:14
登山口到着 16:10 下り35分
所要時間は短いですが
アップダウンが多く 思った以上にタフな登山道です
気象の変化も激しいらしいので
登る時は十分な装備が必要に感じました
駐車場からの眺めは峠らしく 最高です
たくさんの花が咲いているので 感動します
もう一度登りたい気分にさせてくる素敵なオロフレ山でした