更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです
行雲流水 思い出写真 「ゴライアスクレーン」
過去記事2018 ゴライアスクレーン
思い出の光景が消えてから 9年目を迎える
最後の撤去作業が行われたのが 2009年6月21日
時は重ねたが 今だ私の脳裏にはハッキリ焼き付いている
造船好況時代の歴史遺産・巨大なゴライアスクレー2基
わが家の裏山・きじひき高原からも肉眼で見えた
図体は大きいが 自然界の塩害に苦しめられた顛末なのでしょうか
風雪に耐えてはきたが老朽化を理由に姿を消してしまった
高さ 70m 幅 110m 重さ 2000t
造船好況による大型船受注時代の落とし子であった門型のクレーン
当時 保存運動なども起こり 惜しまれつつ姿を失せた記憶が残っています
門型のクレーンは 力持ちだが老朽化には弱かった
そうだよなあ 私だって老化に勝てない
「老化」の怖さ クレーンが教えている
当時 保存するには税金投入が不可欠だったよう
バブル時代と異なり維持財源捻出が厳しく クレーンにとっては時代背景の不運もあったのでしょう
函館どつくは小型造船にシフトを変えたよう
今活躍しているのは写真のようなクレーン
造船好況を維持し 道南経済に貢献し続けてほしい
過去記事2016年 進水式
函館経済の繁盛を支えた函館どつく
当時 同期の給料額にしたことは 今でも覚えています
斜陽だった造船事業は 復活のきざしが見えているという
重工業の会社がもたらす経済効果は大きい
函館どつくが昭和時代の繁盛に 早く戻ってほしいと願う一人です
7日 本年度最初の進水式が行われました
何回も見ているが シャンパンを船体にぶつける支鋼解除に釣られ 足が向きました
主役は 全長180m・ばら積み貨物船 2万1550トン
今年は6隻程度の進水式を予定しているそう
興味のある方は ご覧下さい
過去の記事 進水式・函館どつく
函館どつく函館造船所で
貨物船の進水式が6月4日に行われた
函館山の麓にある造船所は
かつて函館繁栄の経済を背負っていた
載貨重量33000トンの貨物船
今日は青空が祝福の進水式
作業員の安全第一の保安体制
しっかりしていることが伝わってきます
滑走(ボール)式進水方式
ボディーを見ても スクリューを見ても・・・・・
「巨大」の二文字が私の頭をかすめます
函館水産高校生の見学隊
海の仕事をめざす若者 しっかりしてます
ガンバレ ガンバレ
いろんな技術者や熟練作業員の労苦の傑作
眺める後ろ姿から・・・・・
私は毎年1回見学させていただいてますが
年々見学者の増えることには
この日は500人を超えたという
以前は事前に申し込みしなければならず 見学が煩わしかったが
今は当日自由にチェックなしで可能になった
こういうことも 足を運ばせる一因になっているのかも知れない
進水スイッチオン
テープが進水式のムードを高めます
船台を滑り落ちる速度が増すと
色とりどりのテープが舞い踊ります
舞い踊る様は豪華で華やか
青空さんも
青函連絡船の別れの紙テープとは 雰囲気が違います
船底を海に沈めると 本来の船らしき姿になります
船が滑り落ちた後の跡
進水式が終了と同時に 次の造船準備が始まった
函館どっくが独自開発した船は 人気がありそう
今年は6隻建造するという
乗組員は23人前後だという
その船員室などの内装などが行われ
引渡しは8月6日の予定だそう