田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

岩部地区・福島町

2018年09月09日 01時36分03秒 | その他

フォト・・・匠の森 北斗市村山・北海道 

田舎都会通信フォト毎日更新中

 行雲流水  岩部地区福島町

北海道福島町 市街地から8kmにある岩部地区

毎年夏に街歩きに出かけてます

昔は陸の孤島的イメージでしたが 道路が整備された今は市街地と同じ環境生活です


写真の突端は 青の洞窟がある矢越岬です

晴天・無風の日の津軽海峡は 優しく微笑み 海面も鮮やかな色彩です

しかし荒天の日は 道路も通行止めとなるよう

 

この橋を渡り 右への下りがメーンストリート

橋の上流は難所の山々

下流は市街地と津軽海峡

シーンとしたメーンストリート

2012年の夏には 6戸10人チョツトの人口でした

今回は 4戸7人でした

増えない 減る一方の状況です


こういう状況は岩部地区に限ったことではなさそう

全国的傾向に映ります

解決策は 私の脳力では思いつきません

最近街の方に移転したという神宮は きれいに清掃されてました

以前訪れた時 薪運びをされてた高齢者宅 冬の支度が終わってました

今回も薪運びと薪積みを頑張ったそう

90歳を越えて なお元気ハツラツ

「住めば都」 ここが一番暮らしやすいそうです

終の場所は北斗市に造り それまではこの地でガンバルそう

以前撮った写真です

 

昆布干し場は ・・・・ 何もない干し場となってました

海が荒れ ・・・ 休業日

高波が防波堤を越えてくることはないそう

写真中央の波消しブロックのお陰だそう

空き家が多いのは 若者の安定した働き場がないからかも知れない

地方創生 過去何回も叫ばれたが 大きな成果は私には見えなかった

中央省庁移転は大きな期待をしたが ・・・ 私にはスズメの涙程度の実行にしか見えない

私は国の政治に期待はしますが 実行は期待しない

 

道路崩壊はやっかい

苦肉の工事は道幅を狭めての回復

現状回復するとなれば課題も多そうなので 私には取りあえずの最良の復旧に映ります

海の色彩変化 津軽海峡は鮮やかです

みさこ沢の滝 表示板などはないが 水量の多い豪快な滝です

 

過去記事2017年 岩部地区・過疎地

北海道福島町 岩部地区

市街地から僅か8kmの近距離ですが 以前は舟が便利な交通手段の地区でした

現在は立派な道路ができ 過疎地の雰囲気は感じられません


この辺りは松前道立自然公園に指定され 自然豊かな景色が広がっています

特に海の色はきれいで 感動します

私はここ数年 毎年岩部地区を散策に訪れています

 

 この橋を渡ると メーンストリート

建物はあちこちに見えますが 空家

メーンストリート 前方は津軽海峡・舟着き場

空家となったのを知らずに咲き誇る

安心  

今頃 以前の神社は祭りに備え きれいにされていた

最近 街中に移動し 預かったという

こういうケース 最近多く目にするようになりました

神社の敷地に建つ「八大龍王神の碑」 先日本宮のある江差で祭典がありました

この地区に 信奉者が多かったのでしょう?  

天然昆布だそう

現在3戸 住民7人

年々高齢化が進むんでいることが伝わってきます 

立派な舟着き場ですが 舟は見当たらない

来年はどうなっているかなあ

道路が開通し 交通の便が良くなると 寂しい集落になる現代

小学校があり賑やかだった集落は 元に戻ることは難しい

 

 過去記事2012年 岩部地区・松前矢越道立自然公園 

足を運ぶのは昭和40年代以来 

松前矢越海岸道立自然公園にある岩部地区 

福島町から約8kmにある小さな集落への道は 

立派な道路に変身していた 

海岸はテトラポットが鎖のように置かれている  

浸食を防ぐための海岸防備は お金がかかるよう 

 

日本海・津軽海峡 対岸は竜飛岬 

道路は変化したが 海の景色はそのまま 

 

「道南の知床」とも呼ばれ  

自然の豊かさが保全されている 

みさこ沢の滝

 

落差30m 白糸の滝

雪融けの頃が水量豊富だそう

滝は道路沿いにあり 車から見学できる 

 

 

トンネルを潜ると岩部地区 

ここで車道は行き止まりです 

 福島町の街から8km 車で簡単に来れる 

しかし 道路未整備の頃は不便地の僻地 

昔は小学校もあり賑わった集落だったよう 

 

恵まれた船着場は防災設備もされている 

いろんなものが近代化されたが 人口も世帯も激減 

便利になると賑わいが失せる意趣返しが不思議 

 

開かずの防災施設 

国の投資が将来効果につながらないもどかしさが伝わってきます 

 

世帯が6軒 住民は10人チョット 

後継者のいる世帯は  

明るい未来の展望を語ることは無理のよう 

どの方も人情厚い応対をしてくれる 

集落が助け合って日暮されていることが伝わってきます 

 

マサカリに屋号の焼印をしてある 

これによって道具は守られている 

 

コンブ アワビ ウニ・・・漁場は高級食材の宝庫のよう 

でも 漁師で生計を立てているのは2軒だけ 

干してあるコンブは養殖コンブに比べると 短くて小さい 

しかし 「値段はいいんだよ」 と教えてくれた

 

昭和40年代訪問できたのは 同級生の小学校赴任の引越しでした 

「地域の会長さんに挨拶をしてから 荷物を下ろして下さい」 

「学校から公宅へ帰る時は 男性の先生といっしょに帰ってはダメですよ」 

いろんな生活ルールがあることを教わった思いでの地は  

賑わいは失せ 少子高齢化だけは順調に進んでいた 

   

ふるさと 

9月7日の新函館北斗駅

北海道全域停電の影響を受け 静寂

 

「呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽のふるさとが・・・」

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虹の仲間の森 2014・12・4~


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