東北関東大震災の翌日に長野県北部を震源とする強い地震があった。長野県栄村は震度6強という地震に見舞われ村民約2300人のうち2042人が避難する事態になった。幸い死者は出なかったが、現在も152の家が立ち入り禁止になっていて、290人の村民が避難所で生活。半数の家で断水が続いている。
村の最大の心配事は農業や畜産など村の産業が壊滅的な被害を受けたこと。立て直すには莫大な資金が必要になるが、村の財源だけでは復興は到底不可能。国や県に支援を仰ぎたいが、東北関東大震災の影響もあり、期待通り支援が得られるかどうか難しいのではという見方もあり、頭を悩ませている。 . . . 本文を読む
石油情報センターが30日発表したガソリン価格によると、28日現在の東北のレギュラー1リットル当たりの平均価格は154円80銭で、前週から2円値上がりした。東日本大震災の影響を受け、地域ブロック別で最も高い価格だった。値上がりは5週連続で、2008年10月以来の高値水準。値上がり幅は全国平均の50銭を大きく上回り、突出ぶりが際立った。 都道府県別では宮城が全国で最も高く、158円60銭。震災前の7日から12円50銭も上昇した。次いで福島が13円50銭上がって156円20銭、岩手は156円ちょうどで9円60銭上がった。 . . . 本文を読む
「こんな悲しい仕事はない」。東日本大震災の行方不明者捜索にあたる海上保安庁特殊救難隊の隊員はこうつぶやいた。映画「海猿」シリーズで注目されたこの隊の最大の任務は人命救助だ。海上保安庁はこれまで被災地全体で324人を救助、76人の遺体を収容した。だが被災から2週間以上が過ぎた今は、生存者の救助だけでなく遺体発見も難しい。「ここまで捜してもらっても見つからないのなら」。行方不明者の家族が気持ちに区切りをつける。そんな役割も担っている。【石戸諭、村山豪】 . . . 本文を読む
土壌のプルトニウム 遠くに飛ばず、人体に影響ないレベル
産経新聞3月30日(水)22時41分
東京電力福島第1原子力発電所の事故で、敷地内の土壌から微量のプルトニウムが検出された。健康や農作物に影響はないのか。疑問をまとめた。
Q プルトニウムとは
A 天然ではほとんど存在しない放射性物質で、呼吸などで体内に入ると骨や肺に沈着し、強い発がん性を帯びる。半減 . . . 本文を読む
時事通信3月30日(水)16時35分
日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)は、東日本大震災の被災者の避難先に郵便物を配達するため、災害時に配る「避難先届」などで現在の居場所を知らせるよう呼び掛けている。30日までに、特に被害の大きかった岩手、宮城、福島3県で約5万3000人の避難先を確認した。
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