今日は朝から大阪マラソンをテレビで見て盛り上がりました。でも、最近のマラソンシューズは驚くほど進化していますね。カーボンが入っていて、なんと重さは約200グラムしかありません。
靴の歴史を調べてみると、さまざまな文化や地域で独自の進化を遂げてきたことがわかります。アメリカのオレゴン州で発見された紀元前7000年頃のヨモギの樹皮で作られたサンダルが最古の靴の一つとされています。また、昨日も紹介したアルメニアの「アレニ1複合洞窟」で2008年、世界最古の革靴が発見されました。この革靴は紀元前約3500年のもので、片足分のみが見つかりました。靴のサイズは24.5センチ、牛革製で靴紐が付いており、履く人の足にフィットするように作られていました。
古代エジプトではパピルスで作られたサンダルが一般的でした。古代ローマでは、サンダルが一般的であり、特にコルクソールとレザーストラップで作られたサンダルがありました。軍用サンダルであるカリガエは、機能的で足が痛くならないように工夫されていました。
このように、古代の靴は、足を保護するための実用的な目的から始まり、時代とともに装飾や身分の象徴としての役割も果たすようになりました。元々は足を守るための靴が、現代ではファッションアイテムの一つとなっています。
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