12月30日(火)
年末も押し迫った中、最後の締めくくりの山行を行なっておきたいと思いついてしまいました。
決して、部屋のそこかしこにある雑誌や書類や山道具などの片付かない山々を見て、逃げ出したわけではありません。会社も終わり(倒産でも契約解除されたわけでもありませんが)、こう毎日いい天気ばかり続いていると、山ヤの血が沸々とわき上がるといいますか・・・まぁ、そんな感じで出掛けてしまったのです。
今回は、目的の山というよりは山域をプチ縦走のように歩く事を考えていたので、最近ようやく慣れてきた交通機関山行にしました。高崎線に乗り込んでみると、元々朝早くは人の少ない車内ですが、やはりこの時期ともなると帰省客と思しき人たちが殆どのようです。こんな年末まで浮かれポンチに低山に出掛ける酔狂といいますか、世間の流れを無視した人間は、早々いないのでしょう。そう思ってしまうと、なんだか少し恥ずかしくなってしまいますので・・・こういう時は、寝たふりに限ります。
・・・と、寝過ごしたという恒例のネタはありませんで、熊谷駅で秩父鉄道に乗り換えます。
ここの乗り換え時間は「4分」。いつも思いますがタイトな接続です。
しかもホームに到着する頃になって、空いていると思って乗り込んでいたこの車両は一番端だということが分かってしまい、離れていく階段を見ながら、覚悟を決めて早足で歩きます。しかし、そんな状況に限って前方にはエスカレーターが待ち受けていたりして、自分にいぢわるをするかのように皆さんノンビリ並んでいます。アワアワとそんな乗客の右側を駆け抜け、いち早く改札を飛び出します。
そう、急がないといけない理由のもう一つは、秩父鉄道は、SUICAが使えないのです。
JRの改札を飛び出しながら、財布を確認すると・・・千円札がありません。
秩父鉄道の料金設定自体が、小銭でまかないきれないながら、高額紙幣の自動券売機が無いという、これまたレトロ(?)な雰囲気を醸し出しているわけですが、4分のリミット内では死活問題。アタフタと有人窓口で両替のお願いをしに行きます。
・・・って、どこ行った~?!
もぬけの殻です。「す、すいませ~ん・・・」と呼んでも、いる気配がありません。後ろを見ると切符確認のおじさんが「そろそろ来ちゃいますよ」的な感じの視線を送ってきます。「察してくれよぉ」と思いつつ、この人に言ったところで、間に合わないだろうなぁ、と判断しまして、自分の持っているお金で買える160円を購入して改札内に入ります。安酒と不摂生で鍛え上げられた身体からは、サイテイメンバーからねこぢると称された汗がキラメキ出しています。こんな調子で山行って大丈夫かいなと思いましたが、なんとか丁度ホームに到着した電車に飛び乗ったのでした。
電車に乗って人心地ついた所で周囲を眺めてみると、毎日利用しているような方々ばかりでして、ザックを抱えた遊びに行きますよ的な人間は一人もいないという、アウェイな環境であることに気がつきました。こちらとしては、いつも通りザックがちょっと大きかったこともありますので、「この年末年始は、山で過ごそうかと思っていますのよ、おほほ」然とした対応をするしかありません。そして、そんな雰囲気を周囲に放った後は、寝てしまうに限ります。
今回の参考のスタート地点は、『波久礼』。
そう、普通に読めば読めてしまいそうですが、本当にそう読んでいいのか悩ましい『はぐれ』です。
夜露死苦的な感じですね(←違うって)。
メタルをつけたり、純情派になってみたり、思いのままですが、この目的地の名前自体からして、なんだか世間からはぐれてしまうような、出だしからそんな気分にさせられてしまうのです。案の定、普段利用の二人の方以外は、自分のみが下車。そして、ここから最後の山行がスタートするのでした。
(参考情報)『ロングウォークちちぶ路』
昨年までで第8回を数える、毎年秋に開催される歩け歩け大会。東武鉄道主催『七峰縦走』の秩父鉄道版といったところです。あちらがフルマラソンの距離を歩くのに対して、こちらは、現在3コース(7キロ、17キロ、27キロ)設定で楽しく歩くことを目的としています。以前は、20キロコースの最後に鐘撞堂山を越えるというマニアックな罠(?)を仕掛けておりましたが、現在は、鐘撞堂山は除かれて、長瀞アルプスを加えてユルユルと歩ける印象です。ということで、以下コースを辿るのであれば、かなり整備されたルートで歩くことが出来ます。皆さんも是非お試しを。
※ 良くコメントを下さっているGingerCATさんが、以前参加されていましたよね
< コース >
長瀞駅~宝登山~長瀞アルプス(7kmコース)~出牛峠~糠掃峠~不動山~間瀬峠~雨乞山~榎峠(17kmコース)~陣見山~大月峠~虎ヶ岡城址~筑波峠~羅漢山~寄居駅(27kmコース)
スタートの波久礼駅
< 波久礼駅情報 >
駅舎:ベンチもありしっかりしています。
トイレ:駅横(改札外)に綺麗なトイレがあります。
(↑ これ重要。こういった人の少ない駅で、駅のホーム内にトイレがある場合、電車を降りてトイレに行ってから改札を出ることになります。その場合、電車到着から時間が経過してしまうと、電車も来ていないのにいきなり登場した自分に駅員さんがビックリしてしまい、「どこから現れたんだ?」という悲しい詮索を受ける事にもなりかねません。トイレの長い人にとっては、このあたりのポイントは重要です)
駅周辺:駅前に蕎麦屋がある以外は、特に何か購入できる場所はありません。徒歩10分程度(丘の上)にかんぽの宿があります。
山:鐘撞堂山(かねつきどうやま)が一番歩かれていると思います。それ以外では、今回登った陣見山、日本水のある釜伏山あたりがターゲットです。
その他:みかん狩りが楽しめるようです。またカタクリの里があるそうですので3-4月もオススメ。
線路を渡り、まずは、かんぽの宿を目指します
今日もトイレでマゴマゴしていたら、次の電車が来てしまいました
スカッとした晴れではありませんが、今日もいい天気のようです
今日の目的地は、あの白い電波搭まで
かんぽの宿の脇に陣見山登山口の手書き看板
途中までは円良田湖と同じルートのようです
しばらく歩くと標識の脇に小さな分岐がありますので
そこから円良田湖ルートから外れて陣見山に向かいます
このコースでは、殆どひらけた展望はありませんが
冬であれば木々の間から景色が楽しめます
かんぽの宿からのんびり20分
古峯神社(祠のみ)に到着です
『今日のポコちゃん』より
陣見山のポコちゃん
思った以上に急な登りが多いです
ロープは一回も使っていませんが、ふくらはぎが大活躍
筑坂峠に到着
ハイキングコースは、ここから右の円良田湖に向かいます
低山だからといって侮るなと言わんばかりに、運動不足の身体への試練は続く
特にこのロングの階段は結構辛い
とはいえ、コース上からの円良田湖の眺めに続いて
今回2つ目の景色スポット
かんぽの宿スタートから1時間
休憩所のある虎ヶ岡城址に到着
休憩所には、スタート早々に自分を抜いていったおじさんが休憩中。
こんな日でも低山を歩く人が他にもいるというだけでも嬉しくて話をすると、同じく陣見山まで向かわれるとのこと。自分がゼイゼイしているというのに、この余裕な姿にちょっと自分の不摂生を反省。よーし、来年は頑張ろう。
(↑ ダメ人間のいつもの発言)
ここから陣見山山頂まで1時間10分。
地図の「急坂」の文字は気になりつつ、おじさんよりも先に出発します。
城址とあるように、周囲は堀のような溝がいくつもつけられていました
うーん、興味深い
ここから尾根道・・・と、いきなり道が思いっきり開けました
まるで林道のようですが登山道のようです
大月峠(大槻峠)へはこの道で合ってますか?な下り坂
だだすべりながら降りていきます
城址から15分、大月峠(大槻峠)到着です
地図表記や標識は、大槻峠ですがちちぶ路の表記は大月峠・・・何故?
ここから地図上では、2つの急坂が待っているようですが
ちゃんと待っていました・・・
足場がしっかりしていないグズグズの急坂が続きます
この当たりで腿やらふくらはぎやらがパンパン
その後、道を下ると車道に出てきました
遠くから見ていたらあの右の白いのが雪に見えてテンション上がったのですが・・・土嚢でした
山頂手前もモリモリ登り
ただ、前方に建物らしきものが見えてきました
かんぽの宿から2時間かからない程度で、陣見山山頂到着(531.0m)
結構疲れました
山頂は、テレビ埼玉(TVS)の白い電波搭と標識があるだけです。
電波ということで展望も期待しましたが、残念ながら周囲は木々に囲まれており、特に展望も無く、休憩できるスペースがちょっとあるかな程度です。長い休憩をする気も起きず、疲れをとった後、榎峠方向に進みます。
このコース上が町境になっているようで黄色や赤の印がそこかしこ
その中でも国土調査の印は、なかなかご立派
今回の中では一番の好展望
ただ、北側には街しかないのでこだまの街並みが一望
陣見山林道とぶつかり再び登り返す
このコース『北武蔵ハイキングコース』という名称らしいです
このあたりから長瀞色が色濃くなってきます
長瀞八景の説明
< 長瀞八景 >
調べてみても公式サイトに載っていないのという、委員会も発足されていながら正式認定されているのかどうなのか分からない、不思議な感じの八景です。今のところ、
・ 間瀬峠、陣見山のビューライン
・ 桜と梅と宝登の山
・ 月明かりと松風の蓬莱島
・ つつじと野鳥の岩根山
・ 地球のドーム赤壁と岩畳
・ 上長瀞の清流と林
・ 山萩ゆれる塞神峠
・ 樋ノ口を望む秩父往還
この8つが認定されているらしいです。
埼玉が誇る観光スポット、皆さんも機会があれば是非お越し下さい。
・・・と、危うく見逃すところでしたが、そんな中途半端な状況が案内板にも表れていました。
「命名しましょう」って・・・
林道脇を歩いていけば、山頂から30分で榎峠に到着です
ここから約1時間林道を下っていけば樋口駅に帰ることが出来ます
==
陣見山(最高峰・陣見山 531.0m・埼玉県)
コースタイム 2時間50分・所要時間(諸々含む):2時間45分
※ 波久礼駅 ~ 榎峠まで
波久礼駅(8:10)~ 10分 ~かんぽの宿(8:20)~ 1時間 ~虎ヶ岡城址(9:20)~ 20分 ~大槻峠(9:40)~ 30分 ~陣見山(10:15)~ 30分 ~榎峠(10:55)
==
このコースは、紅葉の時期もしくは、今回のような陽だまりハイクといったような秋から冬が最適に思えます。冒頭に書いたように、大会も行なわれる程でして、コースとして整備されていますので、歩く上では問題はありませんし、迷子になることも少ないと思います。
但し、道幅の広さが歩きやすさに直結しているわけではありませんので、登り降りのアップダウンが結構あります。特に登り坂は短いながらも、一般的な登りよりも足場が不安定です。短い距離と思って甘く見ていると、痛い目を見ますので要注意。そのあたりを考えて、ロングウォークでは、今回とは逆コースとなっております。とはいえ、埼玉山好きのバイブル『埼玉県の山』では、今回と同じコースとなっておりますので、このあたりはお好みで選択してください。
この後の山行については、また時間がある折にでも・・・。
年末も押し迫った中、最後の締めくくりの山行を行なっておきたいと思いついてしまいました。
決して、部屋のそこかしこにある雑誌や書類や山道具などの片付かない山々を見て、逃げ出したわけではありません。会社も終わり(倒産でも契約解除されたわけでもありませんが)、こう毎日いい天気ばかり続いていると、山ヤの血が沸々とわき上がるといいますか・・・まぁ、そんな感じで出掛けてしまったのです。
今回は、目的の山というよりは山域をプチ縦走のように歩く事を考えていたので、最近ようやく慣れてきた交通機関山行にしました。高崎線に乗り込んでみると、元々朝早くは人の少ない車内ですが、やはりこの時期ともなると帰省客と思しき人たちが殆どのようです。こんな年末まで浮かれポンチに低山に出掛ける酔狂といいますか、世間の流れを無視した人間は、早々いないのでしょう。そう思ってしまうと、なんだか少し恥ずかしくなってしまいますので・・・こういう時は、寝たふりに限ります。
・・・と、寝過ごしたという恒例のネタはありませんで、熊谷駅で秩父鉄道に乗り換えます。
ここの乗り換え時間は「4分」。いつも思いますがタイトな接続です。
しかもホームに到着する頃になって、空いていると思って乗り込んでいたこの車両は一番端だということが分かってしまい、離れていく階段を見ながら、覚悟を決めて早足で歩きます。しかし、そんな状況に限って前方にはエスカレーターが待ち受けていたりして、自分にいぢわるをするかのように皆さんノンビリ並んでいます。アワアワとそんな乗客の右側を駆け抜け、いち早く改札を飛び出します。
そう、急がないといけない理由のもう一つは、秩父鉄道は、SUICAが使えないのです。
JRの改札を飛び出しながら、財布を確認すると・・・千円札がありません。
秩父鉄道の料金設定自体が、小銭でまかないきれないながら、高額紙幣の自動券売機が無いという、これまたレトロ(?)な雰囲気を醸し出しているわけですが、4分のリミット内では死活問題。アタフタと有人窓口で両替のお願いをしに行きます。
・・・って、どこ行った~?!
もぬけの殻です。「す、すいませ~ん・・・」と呼んでも、いる気配がありません。後ろを見ると切符確認のおじさんが「そろそろ来ちゃいますよ」的な感じの視線を送ってきます。「察してくれよぉ」と思いつつ、この人に言ったところで、間に合わないだろうなぁ、と判断しまして、自分の持っているお金で買える160円を購入して改札内に入ります。安酒と不摂生で鍛え上げられた身体からは、サイテイメンバーからねこぢると称された汗がキラメキ出しています。こんな調子で山行って大丈夫かいなと思いましたが、なんとか丁度ホームに到着した電車に飛び乗ったのでした。
電車に乗って人心地ついた所で周囲を眺めてみると、毎日利用しているような方々ばかりでして、ザックを抱えた遊びに行きますよ的な人間は一人もいないという、アウェイな環境であることに気がつきました。こちらとしては、いつも通りザックがちょっと大きかったこともありますので、「この年末年始は、山で過ごそうかと思っていますのよ、おほほ」然とした対応をするしかありません。そして、そんな雰囲気を周囲に放った後は、寝てしまうに限ります。
今回の参考のスタート地点は、『波久礼』。
そう、普通に読めば読めてしまいそうですが、本当にそう読んでいいのか悩ましい『はぐれ』です。
夜露死苦的な感じですね(←違うって)。
メタルをつけたり、純情派になってみたり、思いのままですが、この目的地の名前自体からして、なんだか世間からはぐれてしまうような、出だしからそんな気分にさせられてしまうのです。案の定、普段利用の二人の方以外は、自分のみが下車。そして、ここから最後の山行がスタートするのでした。
(参考情報)『ロングウォークちちぶ路』
昨年までで第8回を数える、毎年秋に開催される歩け歩け大会。東武鉄道主催『七峰縦走』の秩父鉄道版といったところです。あちらがフルマラソンの距離を歩くのに対して、こちらは、現在3コース(7キロ、17キロ、27キロ)設定で楽しく歩くことを目的としています。以前は、20キロコースの最後に鐘撞堂山を越えるというマニアックな罠(?)を仕掛けておりましたが、現在は、鐘撞堂山は除かれて、長瀞アルプスを加えてユルユルと歩ける印象です。ということで、以下コースを辿るのであれば、かなり整備されたルートで歩くことが出来ます。皆さんも是非お試しを。
※ 良くコメントを下さっているGingerCATさんが、以前参加されていましたよね
< コース >
長瀞駅~宝登山~長瀞アルプス(7kmコース)~出牛峠~糠掃峠~不動山~間瀬峠~雨乞山~榎峠(17kmコース)~陣見山~大月峠~虎ヶ岡城址~筑波峠~羅漢山~寄居駅(27kmコース)
スタートの波久礼駅
< 波久礼駅情報 >
駅舎:ベンチもありしっかりしています。
トイレ:駅横(改札外)に綺麗なトイレがあります。
(↑ これ重要。こういった人の少ない駅で、駅のホーム内にトイレがある場合、電車を降りてトイレに行ってから改札を出ることになります。その場合、電車到着から時間が経過してしまうと、電車も来ていないのにいきなり登場した自分に駅員さんがビックリしてしまい、「どこから現れたんだ?」という悲しい詮索を受ける事にもなりかねません。トイレの長い人にとっては、このあたりのポイントは重要です)
駅周辺:駅前に蕎麦屋がある以外は、特に何か購入できる場所はありません。徒歩10分程度(丘の上)にかんぽの宿があります。
山:鐘撞堂山(かねつきどうやま)が一番歩かれていると思います。それ以外では、今回登った陣見山、日本水のある釜伏山あたりがターゲットです。
その他:みかん狩りが楽しめるようです。またカタクリの里があるそうですので3-4月もオススメ。
線路を渡り、まずは、かんぽの宿を目指します
今日もトイレでマゴマゴしていたら、次の電車が来てしまいました
スカッとした晴れではありませんが、今日もいい天気のようです
今日の目的地は、あの白い電波搭まで
かんぽの宿の脇に陣見山登山口の手書き看板
途中までは円良田湖と同じルートのようです
しばらく歩くと標識の脇に小さな分岐がありますので
そこから円良田湖ルートから外れて陣見山に向かいます
このコースでは、殆どひらけた展望はありませんが
冬であれば木々の間から景色が楽しめます
かんぽの宿からのんびり20分
古峯神社(祠のみ)に到着です
『今日のポコちゃん』より
陣見山のポコちゃん
思った以上に急な登りが多いです
ロープは一回も使っていませんが、ふくらはぎが大活躍
筑坂峠に到着
ハイキングコースは、ここから右の円良田湖に向かいます
低山だからといって侮るなと言わんばかりに、運動不足の身体への試練は続く
特にこのロングの階段は結構辛い
とはいえ、コース上からの円良田湖の眺めに続いて
今回2つ目の景色スポット
かんぽの宿スタートから1時間
休憩所のある虎ヶ岡城址に到着
休憩所には、スタート早々に自分を抜いていったおじさんが休憩中。
こんな日でも低山を歩く人が他にもいるというだけでも嬉しくて話をすると、同じく陣見山まで向かわれるとのこと。自分がゼイゼイしているというのに、この余裕な姿にちょっと自分の不摂生を反省。よーし、来年は頑張ろう。
(↑ ダメ人間のいつもの発言)
ここから陣見山山頂まで1時間10分。
地図の「急坂」の文字は気になりつつ、おじさんよりも先に出発します。
城址とあるように、周囲は堀のような溝がいくつもつけられていました
うーん、興味深い
ここから尾根道・・・と、いきなり道が思いっきり開けました
まるで林道のようですが登山道のようです
大月峠(大槻峠)へはこの道で合ってますか?な下り坂
だだすべりながら降りていきます
城址から15分、大月峠(大槻峠)到着です
地図表記や標識は、大槻峠ですがちちぶ路の表記は大月峠・・・何故?
ここから地図上では、2つの急坂が待っているようですが
ちゃんと待っていました・・・
足場がしっかりしていないグズグズの急坂が続きます
この当たりで腿やらふくらはぎやらがパンパン
その後、道を下ると車道に出てきました
遠くから見ていたらあの右の白いのが雪に見えてテンション上がったのですが・・・土嚢でした
山頂手前もモリモリ登り
ただ、前方に建物らしきものが見えてきました
かんぽの宿から2時間かからない程度で、陣見山山頂到着(531.0m)
結構疲れました
山頂は、テレビ埼玉(TVS)の白い電波搭と標識があるだけです。
電波ということで展望も期待しましたが、残念ながら周囲は木々に囲まれており、特に展望も無く、休憩できるスペースがちょっとあるかな程度です。長い休憩をする気も起きず、疲れをとった後、榎峠方向に進みます。
このコース上が町境になっているようで黄色や赤の印がそこかしこ
その中でも国土調査の印は、なかなかご立派
今回の中では一番の好展望
ただ、北側には街しかないのでこだまの街並みが一望
陣見山林道とぶつかり再び登り返す
このコース『北武蔵ハイキングコース』という名称らしいです
このあたりから長瀞色が色濃くなってきます
長瀞八景の説明
< 長瀞八景 >
調べてみても公式サイトに載っていないのという、委員会も発足されていながら正式認定されているのかどうなのか分からない、不思議な感じの八景です。今のところ、
・ 間瀬峠、陣見山のビューライン
・ 桜と梅と宝登の山
・ 月明かりと松風の蓬莱島
・ つつじと野鳥の岩根山
・ 地球のドーム赤壁と岩畳
・ 上長瀞の清流と林
・ 山萩ゆれる塞神峠
・ 樋ノ口を望む秩父往還
この8つが認定されているらしいです。
埼玉が誇る観光スポット、皆さんも機会があれば是非お越し下さい。
・・・と、危うく見逃すところでしたが、そんな中途半端な状況が案内板にも表れていました。
「命名しましょう」って・・・
林道脇を歩いていけば、山頂から30分で榎峠に到着です
ここから約1時間林道を下っていけば樋口駅に帰ることが出来ます
==
陣見山(最高峰・陣見山 531.0m・埼玉県)
コースタイム 2時間50分・所要時間(諸々含む):2時間45分
※ 波久礼駅 ~ 榎峠まで
波久礼駅(8:10)~ 10分 ~かんぽの宿(8:20)~ 1時間 ~虎ヶ岡城址(9:20)~ 20分 ~大槻峠(9:40)~ 30分 ~陣見山(10:15)~ 30分 ~榎峠(10:55)
==
このコースは、紅葉の時期もしくは、今回のような陽だまりハイクといったような秋から冬が最適に思えます。冒頭に書いたように、大会も行なわれる程でして、コースとして整備されていますので、歩く上では問題はありませんし、迷子になることも少ないと思います。
但し、道幅の広さが歩きやすさに直結しているわけではありませんので、登り降りのアップダウンが結構あります。特に登り坂は短いながらも、一般的な登りよりも足場が不安定です。短い距離と思って甘く見ていると、痛い目を見ますので要注意。そのあたりを考えて、ロングウォークでは、今回とは逆コースとなっております。とはいえ、埼玉山好きのバイブル『埼玉県の山』では、今回と同じコースとなっておりますので、このあたりはお好みで選択してください。
この後の山行については、また時間がある折にでも・・・。
ロングウオーク秩父路、まだまだマイナーな存在なようで検索しても記事が少ないんですよね(リンク貼っときます)。そこそこいいコースなんですけどね。
今年の年頭に飼い猫さんのところにコメントの書き込みを始めて早一年、いろいろとお世話になりました。また来年も楽しいブログをよろしくお願いします。
おおっ! 年末のお忙しい中、コッソリ書いたと言うのに、よくお名前見つけられましたね。書いた本人が驚きでした(笑)。年末挨拶にも書きましたが、生存確認だけは忘れずにしておきたいと思います。ご心配をお掛けして、すみませんでした。
さて、ロングウォークちちぶ路ですが、東武鉄道の二番煎じのように思われていますが、柔軟に改定を行なって内容を改善しているあたりは、参加者思いのいい大会のような気がしております。七峰が飽和してしまった今こそ、こちらにスポットが当ててみましょうかね。確かに仰るようにコースとしては、無理もありませんし、コースも無駄に広くて(笑)かなりいいですね。
GingerCATさんとのお付き合いも一年でしたか。また来年も奮い立って書きたくなるようなコメントお願いいたします。
昨年は2ヶ月に1回のペースで山行を開催され、大活躍されましたね。委員長に、蚕・・もいやだけど、解雇されないように、美人秘書もがんばります。
先日、ついにサイテイのバイブル本を購入しまして、ここサイテイ山行にいいのでは?と懸案しておりました。委員長、年末に下見ですか?さすがですねー。
本を見た感じでは菜の花が咲く時期とかよさそうなのですけれど、どうでしょうか?
明けましておめでとう御座います。
最近は、会社業績により泣く泣く解雇などの厳しい情勢となっていますので、美人秘書さんも頑張ってくださいね。とはいえ、そうなると、その前に委員長が解雇されるかもしれませんので・・・あ、ヒラでもいいんですけどね。
陣見山、恐らく全員が横並びで歩ける位に横幅だけは広い道でした。この山メインというよりは、鐘撞堂山~大平山・岩根山あたりの低地をウロウロした方が楽しそうですね。そうなったら、もうザック無しという選択肢も可能かもしれませんよ(笑)。春は、このあたりは混みそうですから、意外なアプローチで攻めるとうもいいかもしれませんね。