登山道の通行止め表示

燃やすまい　山は緑に　萌えるもの
久しぶりに見ましたが名言ですね

低山に登るにあたって、事前に全てのコース状況を調査して登る人はそれほど多くないと思います。
難しい山やコースであれば、登山道の状況などは確認するかと思いますが、ある程度行き慣れた場所ともなると、交通手段のアプローチに関してはともかくとして、後は、地図のコースチェック、他の人のレポートがあればそれを参考程度に見るといった程度でしょう。

そして突現、悲劇は訪れます。

武甲山の山頂近く、武甲山ノ肩にある注意書き (2020年10月現在)

橋立林道は当面の間　歩行者も「通行止」です。　秩父市

武甲山から橋立林道を経由して浦山口駅に歩くルートが通行止めとなっていました。理由も特に記載はないですが「歩行者」もとなっているのですから、通れなさそうです。こういったときに頼りになるのは、ネットの情報ではありますが、山域最弱と名高いauは、安定の圏外表示・・・泣けてきます。この時は、行った先で通行止めを食らうよりは有難いと感じてルート変更をしましたが、本当に通れるかどうかは不明な感じです。

後で調べたところでは、横瀬町観光Webサイトの記事からは、

【令和2年10月8日】
武甲山登山
一の鳥居付近の道路工事は終了致しました。通常通り、通行できます。ご協力ありがとうございました。

尚、橋立コースは、登山道が崩落した為、通行できませんのでご注意ください。

とあるため、やはり通行不可というのは、最近の情報のようです。
2019年10月12日の台風19号により、林道の土砂崩れが発生し通行止めになったという情報は聞いていましたが、その後の山行報告などから通れる道はあるという情報もありました。ただ、今年再び崩落したという話もあったため、見極めも難しい感じです。

竹寺～子の権現間にある豆口峠からの下山コース (2020年12月現在)
以前は封鎖ロープで完全通行止めのようでしたが、現在はありません

この日は竹寺から豆口山経由で来ましたが、下山コースが通れず愕然
関東ふれあいの道を通って、また竹寺に戻されるというコース取りとなりました

ご注意
この先、林道豆口入線は台風の被害により崩落しました。名栗中学校方面には下りられません。

こちらは、2018年に林道崩落による通行止め。現在、復旧工事が行われています。
山側から無理矢理通れたという報告も見かけますが、現在行われている災害復旧工事期間が2020年12月25日までとなっていましたので、2021年には正式に通行できるようになりそうです。

何とか通りたいという気持ちもあってか、ネットで調べている時は、何とかいい情報を得ようとしてしまっている気がします。過去の情報かもしれませんし、他の人が通れたところで自分が通れるとも限りませんし、なかなか判断が難しいところです。今回もある程度時間的に余裕があったため、別ルートでも問題ないと判断出来ましたので、時間に余裕を持った山行計画は大事だなと改めて思いました。