何となく行きたくなる場所と言えば、恐山は、その傾向が高いような気がします。
特に単独行の旅行者を惹き付けて止まない魅力というか、危うさを内包する恐山。
ただ、訪問する度に、その場が洗練されているような感覚を覚えるのは、間違いでは無い気がします。
人生最初に青春18きっぷで訪れた恐山は、未だに忘れられない、現世の彼岸見るような雰囲気を漂わせておりました。
それから数回、首なし人形も風車も大量のカラスもいなくなり、いつの間にか順路も出来ておりました。
ただ、宇曽利湖からの情景だけは、今も変わらずこの世の彼岸を思わせるもので、何となく安心してしまいました。これからも変わらずにいただきたいところです。
そういえば、今は渡れなくなった恐山手前の三途の川の太鼓橋は、昔の面影以上にインパクトがある変貌を遂げておりまして、
この光景に思うところがある方には、訪れてみてはと思いました。
アクセス:
週末であれば、あおもりホリデーパス(土休日1日・2,470円)を使って、青森駅や八戸駅から下北駅行きの鉄道と恐山行のバス経由が便利です。なんと、東京からでも午前中には、恐山まで行くことも可能です。
※ 6:32 東京発 - 11:07下北着、11:15 下北駅発 - 11:58 恐山着
場内には、観光客の方は、用意が無いためほとんど利用されない硫黄泉の無料温泉もありますので、心の洗濯を計画してみては、如何ですか?
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