![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/dc/ee8b96d1ffce2542b00eb8c20120366c.jpg)
宝登山山頂から長瀞アルプスへ (09:40 ~)
休憩を終えて、次は、野上に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/2c/d31e29275d74145046ac0b0def3674a5.jpg)
雨が降った後なんかには、危険なくだり坂
そして、その後に大きめな階段が・・・
階段をダダダッと下りた先には、一般道路が見えてきました。ここからは、一般道路を歩いていくことになりそうです。ここはどこかと、ふと標識を見ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/99/ca2dd7c250f3058c269cd564b683548f.jpg)
こ、これが、heppoco隊も遭遇した、長瀞アルプス標識
長瀞アルプスは実在した!!
いやー、これが噂にまで聞いていた「長瀞アルプス」ですか。アルプスですよ、アルプス。この響きが低山なのにワクワクしますね。とはいえ、ここからは、しばらく舗装道路を歩くこととなりまして、これのどこがアルプスなの?そんなのアルプス? なんて、心の中で思いつつ、道路を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c1/ed739e57bc151e5fc9676f1f3e03b3be.jpg)
普通に車も走ってきます
この道路を甘く見てはいけません
とにかくアスファルトのくせに滑りまくります
とまぁ、スケーターばりに雨上がりの滑る道を進んでいましたが、しばらく進んでみても、わき道に入る気配もなく、ずーっとこのアスファルト道路を下っていくのでした。思い出されるのは、前回の秩父七峰の第二チェックポイントへの道間違い。あの時は、引き返すことを考え付かずに無駄に歩き続けて足を痛めて、時間ロスするというたまらないことが起こってしまいました。
すでに、同じ過ちを繰り返しているのではないか・・・。前回山行の恐怖が再び蘇ります。このまま進んでいったら駅に行ってしまうのでは?と、自問自答を繰り返しながら、怯え怯えで歩いていくことになってしまいました。そして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d4/90b3a656db9edca3cce2f7ab4a7b9fab.jpg)
道の脇にテープのついた木を発見するや
ここじゃないかと道なき道にでも
飛び込んでしまいたくなる末期症状が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8f/77b84402c4b5ad5667845aae26670a97.jpg)
と、諦めかけたそんな時、ようやく標識発見
ついにアルプスに突入です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f4/6d2692aa2e9e1615a46908a5140edd83.jpg)
そうそう、アルプスには危険がつきもの
・・・って、熊はないでしょ、熊は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3b/1003ad4e3e1154f9fbd4e7f64ddfdf13.jpg)
アルプスといいながら、なんともブッシュな道ばかり
クマったものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/4a/2e3fd062ddb05d04356c9ad3b4c668ad.jpg)
ようやくちょっとだけ展望が開けた場所を発見
・・・ってどこよ?!
アルプスに突入しているはずなのですが、何のことはない山道が続きます。今日は、今にも降りそうな天気のせいか、前日のトラブルのせいか、某ヘルシ○(下参照)のせいか、なぜか集中力に欠けた状態が続いていまして、フワフワした気分で歩いています。今日は、あんまり乗り気にならない、そんな感覚です。
もしかしたら、暑いからかもしれません。低山には、そろそろ厳しい季節になってきたようでして、じっとり、もわっとした感じがまとわりつきます。汗もとめどもなく流れます。ここに、虫が大量発生していたら発狂していくのでしょうが、有難いことに、まだ2匹ほどが、旅のお供をかって出てくれただけした。いらないですが・・・。
※ 今回の山行時に、運動不足の自分が思わず手を出してしまったのが、体脂肪を気にする人を狙った悪質な飲料、「ヘルシ○ウォーター」。運動不足解消から、これはW効果で効くのではないかと買ってみました。自分も飲むのは、初めてですが、「体脂肪を燃焼させ易くする」というコピーを見て、もしやヴァームのように効果的に燃焼するのか?と買ってみたものの、これが、なんとも、登山に合わないんですよ。なんだか気力が減退したのは、因果関係は不明ですが、高濃度茶カテキンで苦いのは、まぁ我慢するとして、飲むと喉が渇くという致命的な副作用が・・・。適材適所あると思いますので、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。個人的には、ヤクルトのTHORPEDO(ソーピード)がオススメです。通常のスポーツドリンクよりも甘めながら、喉に甘ったるい後味が残らないので、水分補給、甘み補給にはいいと思います。
・・・さて、そんな、関係ないインプレはさておき、緩急のそれほど無い長瀞アルプスを歩き続けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d5/8aaa38da74c66b84effa7bc81b474d61.jpg)
やっぱりここは長瀞アルプス
あくまでここは長瀞アルプス
空は、今にも雨が降ってきそうな位にどんよりしており、昨日の雨の残りか、今降って来ているのか分からないですが、風もないのに木々や繁みをカサカサ揺らします。まるで、自分の山行への集中をさせないようにしているかのようです。たまにガサガサ近くの繁みが揺らされるのも、そんな雨の仕業なのか、はたまた何かの小動物なのか、それとも森の妖精か、あぁ暑さと疲れで壊れてきたようです・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e8/33370d2c4c1c0356a5809ac41d224653.jpg)
そうそう、あの奥の丸太をまたいで越えようとしたら
丸太の上に動物の糞が置いてあったんですよ!!
罠ですよ罠(えっ、も、もちろん回避しましたよ・・・)
そんなこんなで、気をとられていたからか、やはり油断があったのか、気がつけば、長瀞アルプスのピークである、御岳山も天狗岳もすっ飛ばして歩いてきてしまいました。このままいくと、全くピークを踏まずにアルプスを縦走をしてしまうことになりかねません。
さて、どうしたもんかと、逡巡していると、今日初めてすれ違う人に出会いました。そのレンジャー風な出で立ちのお兄さんは、休憩中なのか、立ち止まってあたりを窺っておりました。そして、傍らには、
…銃??? Σ(゜ロ゜ノ)ノ
杖には全く見えない代物を傍らに抱えながら、辺りを見渡しているその姿は、ハンターさんのようですね。近付いてみると、害鳥獣駆除の腕の腕章が見えました。興味津々の自分の視線を感じたからか、挨拶の後、こんな一言を頂きました。
「最近、このあたりに猪が出ていてね。それと、先々週なんて熊が出たという報告もありましたから、気をつけて下さいね」
く、熊???(((゜Д゜)))
頭の中では、
お部屋の空気を換気しろ~、くま!
きれいな空気を給気しろ~、くま!
とほのぼのとした音楽がリフレインしています。「は、はひぃ、気をつけますぅ」という言葉を交わし、再び山行へ。ということは、さっきからのガサガサは、猪?それとも熊? なんて左右にオドオドと目を光らせながら歩きだします。そ、そうだそうだ、熊鈴、熊鈴・・・と、久しぶりにザックから取り出してみれば、なぜか錆びてしまっておりまして・・・なんだか一向に歯車が合いません。
今日は、ノリも悪いし、ここまでかな?とベタ下りモードで歩いていると、前方から、ボーイスカウトの集団がやってきました。「ほら、恥ずかしがって無いで、道で会ったら挨拶!」とお兄さんの檄を聞きながら、ようやく自分の緊張もほぐれてきました。人数的にみて自分が寄った方がいいと判断して、ちょっとスペースがあった木の脇に寄りました。
そして、事件は起こりました。
引率の最後尾は、お姉さんが担当しておりました。なにやら前を行く子供達と話しながらこちらにやってきまして、子供達を見ていた目がふっとこちらに向きました。そこで、見る間に一目惚れ・・・なんてことは、マンガの世界ならありそうですが・・・急に道端に現れた巨大な気配に、みるみる驚愕の表情に変化し、飛びあがらんばかりにビクッと飛びのかれてしまいました。
あぁ、熊と間違えたんでしょ
やっぱり見た目ですか・・・。_| ̄|○
三十路のお兄さんには、その対応が一番こたえました・・・。_| ̄|○
人間として見てもらうためにも、山の挨拶は大事ですね・・・。
なんだか、ヘコんでしまった自分は、そのまま下山することに決めました。しかも、その下山路は、これでもかという蜘蛛の巣地獄。対策として、棒を前方にフリフリ歩く姿がなんとも滑稽かつ痛々しく、新たなダメージを追いながら下山への意志を強固にするのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e8/0f1c4b37ae3ca3cb4dc777ce40a276d3.jpg)
いつもならドツッコミをしてあげるこんな看板も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7a/b071d3ff7d2cf97a07041429dee66114.jpg)
今日の自分には、追い討ちの言葉に聞こえてくるのでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/47/59293808e174c709c21f77fa9929c82e.jpg)
そして、野上駅方面からの登山道には
真新しい、身の丈2メートルの巨大看板が立っていたのでした
ああっ、やっぱりいるんですね・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1c/769fd12175e026d1c42f3f7d17984940.jpg)
長瀞アルプスの全貌はこうなっておりました
先に知っていれば・・・(涙)
(クリックで拡大します)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/4d/5b25f0d6f7919f0940b12a608fd6efdc.jpg)
駅への道すがら長瀞アルプスを眺める
花咲く春の季節や紅葉の秋であればもっと素晴らしい山行になりますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d7/6a0000db9db4231edd2358298242be43.jpg)
野上駅到着
こんなに早く終わるのは久しぶりですよ
==================
宝登山から長瀞アルプス(埼玉県/本日の最高地点 宝登山 497.1m)
日程 : 2006年6月25日(日)
天候 : 曇り
コース: (8:10)長瀞駅 ~(30分)~ (8:40)宝登山神社 ~(50分)~ (9:30)宝登山 ~(1時間30分)~ (11:10)野上駅
行程 : 日帰り 3時間
==================
寸評:これからの低山は、季節選びも重要です。森が多いところでは、低山ならではの暑さ、虫や蜘蛛の巣などが、楽しい山行の妨げとなります。とりあえず、この季節にはオススメできません。春や秋・冬での山行であればもっと楽しくいけると思います。危険な所もない、手軽な3-4時間程度のコースですので、ノンビリ山行にはぴったりですよ。
宝登山(497.1m) おすすめ度 ☆☆☆
ロープウェイでも行ける山ですので、通常であればロープウェイで行くことになると思います。ですのでちょっと低めにしております。ただ、歩いても行ける距離とゆったりした山道ですので、ちょっとしたお試しで歩くのもいいかもしれません。
休憩を終えて、次は、野上に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/2c/d31e29275d74145046ac0b0def3674a5.jpg)
雨が降った後なんかには、危険なくだり坂
そして、その後に大きめな階段が・・・
階段をダダダッと下りた先には、一般道路が見えてきました。ここからは、一般道路を歩いていくことになりそうです。ここはどこかと、ふと標識を見ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/99/ca2dd7c250f3058c269cd564b683548f.jpg)
こ、これが、heppoco隊も遭遇した、長瀞アルプス標識
長瀞アルプスは実在した!!
いやー、これが噂にまで聞いていた「長瀞アルプス」ですか。アルプスですよ、アルプス。この響きが低山なのにワクワクしますね。とはいえ、ここからは、しばらく舗装道路を歩くこととなりまして、これのどこがアルプスなの?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c1/ed739e57bc151e5fc9676f1f3e03b3be.jpg)
普通に車も走ってきます
この道路を甘く見てはいけません
とにかくアスファルトのくせに滑りまくります
とまぁ、スケーターばりに雨上がりの滑る道を進んでいましたが、しばらく進んでみても、わき道に入る気配もなく、ずーっとこのアスファルト道路を下っていくのでした。思い出されるのは、前回の秩父七峰の第二チェックポイントへの道間違い。あの時は、引き返すことを考え付かずに無駄に歩き続けて足を痛めて、時間ロスするというたまらないことが起こってしまいました。
すでに、同じ過ちを繰り返しているのではないか・・・。前回山行の恐怖が再び蘇ります。このまま進んでいったら駅に行ってしまうのでは?と、自問自答を繰り返しながら、怯え怯えで歩いていくことになってしまいました。そして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d4/90b3a656db9edca3cce2f7ab4a7b9fab.jpg)
道の脇にテープのついた木を発見するや
ここじゃないかと道なき道にでも
飛び込んでしまいたくなる末期症状が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8f/77b84402c4b5ad5667845aae26670a97.jpg)
と、諦めかけたそんな時、ようやく標識発見
ついにアルプスに突入です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f4/6d2692aa2e9e1615a46908a5140edd83.jpg)
そうそう、アルプスには危険がつきもの
・・・って、熊はないでしょ、熊は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3b/1003ad4e3e1154f9fbd4e7f64ddfdf13.jpg)
アルプスといいながら、なんともブッシュな道ばかり
クマったものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/4a/2e3fd062ddb05d04356c9ad3b4c668ad.jpg)
ようやくちょっとだけ展望が開けた場所を発見
・・・ってどこよ?!
アルプスに突入しているはずなのですが、何のことはない山道が続きます。今日は、今にも降りそうな天気のせいか、前日のトラブルのせいか、某ヘルシ○(下参照)のせいか、なぜか集中力に欠けた状態が続いていまして、フワフワした気分で歩いています。今日は、あんまり乗り気にならない、そんな感覚です。
もしかしたら、暑いからかもしれません。低山には、そろそろ厳しい季節になってきたようでして、じっとり、もわっとした感じがまとわりつきます。汗もとめどもなく流れます。ここに、虫が大量発生していたら発狂していくのでしょうが、有難いことに、まだ2匹ほどが、旅のお供をかって出てくれただけした。いらないですが・・・。
※ 今回の山行時に、運動不足の自分が思わず手を出してしまったのが、体脂肪を気にする人を狙った悪質な飲料、「ヘルシ○ウォーター」。運動不足解消から、これはW効果で効くのではないかと買ってみました。自分も飲むのは、初めてですが、「体脂肪を燃焼させ易くする」というコピーを見て、もしやヴァームのように効果的に燃焼するのか?と買ってみたものの、これが、なんとも、登山に合わないんですよ。なんだか気力が減退したのは、因果関係は不明ですが、高濃度茶カテキンで苦いのは、まぁ我慢するとして、飲むと喉が渇くという致命的な副作用が・・・。適材適所あると思いますので、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。個人的には、ヤクルトのTHORPEDO(ソーピード)がオススメです。通常のスポーツドリンクよりも甘めながら、喉に甘ったるい後味が残らないので、水分補給、甘み補給にはいいと思います。
・・・さて、そんな、関係ないインプレはさておき、緩急のそれほど無い長瀞アルプスを歩き続けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d5/8aaa38da74c66b84effa7bc81b474d61.jpg)
やっぱりここは長瀞アルプス
あくまでここは長瀞アルプス
空は、今にも雨が降ってきそうな位にどんよりしており、昨日の雨の残りか、今降って来ているのか分からないですが、風もないのに木々や繁みをカサカサ揺らします。まるで、自分の山行への集中をさせないようにしているかのようです。たまにガサガサ近くの繁みが揺らされるのも、そんな雨の仕業なのか、はたまた何かの小動物なのか、それとも森の妖精か、あぁ暑さと疲れで壊れてきたようです・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e8/33370d2c4c1c0356a5809ac41d224653.jpg)
そうそう、あの奥の丸太をまたいで越えようとしたら
丸太の上に動物の糞が置いてあったんですよ!!
罠ですよ罠(えっ、も、もちろん回避しましたよ・・・)
そんなこんなで、気をとられていたからか、やはり油断があったのか、気がつけば、長瀞アルプスのピークである、御岳山も天狗岳もすっ飛ばして歩いてきてしまいました。このままいくと、全くピークを踏まずにアルプスを縦走をしてしまうことになりかねません。
さて、どうしたもんかと、逡巡していると、今日初めてすれ違う人に出会いました。そのレンジャー風な出で立ちのお兄さんは、休憩中なのか、立ち止まってあたりを窺っておりました。そして、傍らには、
…銃??? Σ(゜ロ゜ノ)ノ
杖には全く見えない代物を傍らに抱えながら、辺りを見渡しているその姿は、ハンターさんのようですね。近付いてみると、害鳥獣駆除の腕の腕章が見えました。興味津々の自分の視線を感じたからか、挨拶の後、こんな一言を頂きました。
「最近、このあたりに猪が出ていてね。それと、先々週なんて熊が出たという報告もありましたから、気をつけて下さいね」
く、熊???(((゜Д゜)))
頭の中では、
お部屋の空気を換気しろ~、くま!
きれいな空気を給気しろ~、くま!
とほのぼのとした音楽がリフレインしています。「は、はひぃ、気をつけますぅ」という言葉を交わし、再び山行へ。ということは、さっきからのガサガサは、猪?それとも熊? なんて左右にオドオドと目を光らせながら歩きだします。そ、そうだそうだ、熊鈴、熊鈴・・・と、久しぶりにザックから取り出してみれば、なぜか錆びてしまっておりまして・・・なんだか一向に歯車が合いません。
今日は、ノリも悪いし、ここまでかな?とベタ下りモードで歩いていると、前方から、ボーイスカウトの集団がやってきました。「ほら、恥ずかしがって無いで、道で会ったら挨拶!」とお兄さんの檄を聞きながら、ようやく自分の緊張もほぐれてきました。人数的にみて自分が寄った方がいいと判断して、ちょっとスペースがあった木の脇に寄りました。
そして、事件は起こりました。
引率の最後尾は、お姉さんが担当しておりました。なにやら前を行く子供達と話しながらこちらにやってきまして、子供達を見ていた目がふっとこちらに向きました。そこで、見る間に一目惚れ・・・なんてことは、マンガの世界ならありそうですが・・・急に道端に現れた巨大な気配に、みるみる驚愕の表情に変化し、飛びあがらんばかりにビクッと飛びのかれてしまいました。
あぁ、熊と間違えたんでしょ
やっぱり見た目ですか・・・。_| ̄|○
三十路のお兄さんには、その対応が一番こたえました・・・。_| ̄|○
人間として見てもらうためにも、山の挨拶は大事ですね・・・。
なんだか、ヘコんでしまった自分は、そのまま下山することに決めました。しかも、その下山路は、これでもかという蜘蛛の巣地獄。対策として、棒を前方にフリフリ歩く姿がなんとも滑稽かつ痛々しく、新たなダメージを追いながら下山への意志を強固にするのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e8/0f1c4b37ae3ca3cb4dc777ce40a276d3.jpg)
いつもならドツッコミをしてあげるこんな看板も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7a/b071d3ff7d2cf97a07041429dee66114.jpg)
今日の自分には、追い討ちの言葉に聞こえてくるのでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/47/59293808e174c709c21f77fa9929c82e.jpg)
そして、野上駅方面からの登山道には
真新しい、身の丈2メートルの巨大看板が立っていたのでした
ああっ、やっぱりいるんですね・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1c/769fd12175e026d1c42f3f7d17984940.jpg)
長瀞アルプスの全貌はこうなっておりました
先に知っていれば・・・(涙)
(クリックで拡大します)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/4d/5b25f0d6f7919f0940b12a608fd6efdc.jpg)
駅への道すがら長瀞アルプスを眺める
花咲く春の季節や紅葉の秋であればもっと素晴らしい山行になりますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d7/6a0000db9db4231edd2358298242be43.jpg)
野上駅到着
こんなに早く終わるのは久しぶりですよ
==================
宝登山から長瀞アルプス(埼玉県/本日の最高地点 宝登山 497.1m)
日程 : 2006年6月25日(日)
天候 : 曇り
コース: (8:10)長瀞駅 ~(30分)~ (8:40)宝登山神社 ~(50分)~ (9:30)宝登山 ~(1時間30分)~ (11:10)野上駅
行程 : 日帰り 3時間
==================
寸評:これからの低山は、季節選びも重要です。森が多いところでは、低山ならではの暑さ、虫や蜘蛛の巣などが、楽しい山行の妨げとなります。とりあえず、この季節にはオススメできません。春や秋・冬での山行であればもっと楽しくいけると思います。危険な所もない、手軽な3-4時間程度のコースですので、ノンビリ山行にはぴったりですよ。
ロープウェイでも行ける山ですので、通常であればロープウェイで行くことになると思います。ですのでちょっと低めにしております。ただ、歩いても行ける距離とゆったりした山道ですので、ちょっとしたお試しで歩くのもいいかもしれません。
しかも、猟銃さげた、リエナクター?まで、出現なんて、緊張感ありありです。
しかし、飼い猫さまの絶大なる文章力でまったり読め、次回、飼い猫さま出現予想ポイントで、大熊猫・・・ジャイアントパンダ?・・・(熊似猫)を捜す楽しみが(疑)増えました。
道で滑ったのか(文章は滑ってないが・・・)と期待しておりましたが(期待すなっ)、びくびくものの 猫VS熊 の構図がなんとも飼い猫風味を醸しておりましたね。
早朝(?)より、気を使っていただき、感謝申し上げます。
これで、すっきり!出勤できます。ハイ。
今日も一日、グビっといってきま~~~~す!
色々と大変でしたね!
本当にかいねこさんには様々な神様がおりてくるようですね
阿左美冷蔵の看板はリアカーなんですね!
梅雨の明けた今月末に行く予定です!
楽しみです。
それにしてもヘルシ○ウォーターは
同僚も飲んだ直後に嘔吐したようです。
どうもこれは運動時には全く向かない飲み物のようです。
絶対今後売れなくなると思います。
熊は私も怖いです。
以前日光で遭遇したときには、
小さな声で挨拶してしまいました
かき氷の前にアルプス歩いてみたいと思います。
私はかい氷よりも手ぬぐいに興味が…。
でも私も最近チョコッと単独行を経験して、道があっているのか不安になったり熊におびえたりする気持ちがスッ極分かる気がします!
で、全然話がそれますが、ヘルシアウォーターってダメなんですね。普通に飲んだときは結構美味しいと思っちゃったんだけどなー。山に持っていく前にココを見てよかった♪
すいません。意味不明で。
そのボーイスカウトのお姉さん、もしかしたら、ビクッとじゃなくて、ビビっとだったかもしれませんよ~。そんなマイナスに考えちゃだめですってば~。
だけど、そんなナイスタイミングで「お元気ですか?」ですか。すごいな~。それにしても誰が書いたのだろう。。
ところで、阿佐美冷蔵との関係は?
私はこのノリが堪らなく好きです。
はい・・・。
(運動系で一度も“賞”を貰ったことがなかったので感激ですっ!)
そんでもって・・・アルプス・・・誰がつけたんでしょうね~?この名前。
かなりの勇気ですよね・・・・(^_^;) つっこまれること間違いないのに・・・。
しか~し!サイテイ委員としては、これからもこんなカッチョイイ名前のサイテイをドンドン世に広めてゆくことを誓います(*^^)v
喜んで読んでいただけるのが一番の幸せ。朝からのチェック有難う御座います。自分も正直、こんな所にクマなんて出るもんかね? と、あの猟銃を見るまでは、ずっと思っておりました。あんな看板が幾らあっても、あの猟銃にはかないません。一発で信じてしまいましたもの(笑)。
「リエナクター」初めて聞いたもので、調べてしまいました。知っておいた方がいいのかは疑問ながら、また一つ賢くなってしまったようです(笑)。有難う御座います。
あ、そうそう、滑ったなんて、今は書けませんよ(爆)。
有難う御座います。本当に、些細なことばかりが色々と起きてくれるようでして、ネタには困りませんね。後は、恋愛の神様が舞い降りて欲しい・・・(爆)。それにしても、mineraさんの方が、クマ遭遇とは、しかも挨拶とは、達人の域ですね。
阿左美冷蔵の看板は、リアカーなんですよ。この次の記事にて詳細及び(忘れていません)手ぬぐい披露が出来るかと思っております。期待しないでお待ちくださいませ。アルプスですが、梅雨明けであれば、大丈夫かもしれませんが、とにかく蜘蛛の巣対策(あるのか?)は忘れずにした方が良いと思います。自分も何度も絡めとられてしまいまして、糸の鬱陶しさがたまりませんので・・・。
ヘルシ○ウォーター、さすがに嘔吐まで行きませんでしたが、運動時には厳しいですね。恐らく、夏向けに水代わりに飲用する人向けに作ったのでしょうね。
「スッ極」・・・表現的になんだか伝わってきます。このままでも十分使えそうですよ(笑)。
TiCAさんも一時期、単独行されたんですものね。途中、松葉杖の背後霊がついたりしてましたが、また、正式にコンビ復活されたようでよかったですね。そうそう、単独行は、不安と寂しさとの闘い・・・ではなくて、慣れれば自然との一対一の会話が出来るようで、楽しいんですよ。また、機会があれば是非!
・・・って、TiCAさん、ふせ字にしないとだめですって(笑)。後で普通に飲んだ時には、ヘルシ○よりは、ましな感じに思えましたが、山には不向きだと思います。でも、何事も実践ですから、ためしてみるのも一興ですよ。